働きたくないアメリカ人


S&P500が5572ポイントまで上がってきました。

今年からチマチマ積み立てている投信も+15.18%。

最初からこれだけで良かったんだろうな…。


ちょっと前までは、相当な強気筋でもS&P500の年末予想値を5600ポイントくらいとしていた気がしますが、年半ばにしてもう達成目前となったわけです。最近では5800や6000ポイントという話も聞きますが…去年もおととしも夏から秋にかけて10%以上下げてたから今年はどうでしょうかね。



まあそれだけ米国企業の業績向上が凄まじいんなら、さぞかしアメリカ人は熱心に働きまくってるんだろうなあ…と勝手に想像していました。



が、逆に今日のWSJでは

「マウス自動操作で仕事のふり、上司はお見通し」

なんていう記事が出ていました。リモートワークなんて恵まれた環境にいない私は知りませんでしたが、リモート勤務者がマウスを自動で動かす機械を使い、監視ツールをすり抜けるテクニックは既に当然のものとして定着していたようです。



しかし、最近は監視ツールが賢くなったせいで見抜かれてクビになる人が増えているとか。宣告されているところを想像すると笑える話ですね。その機器の動画も載ってましたが、小さいターンテーブルみたいなやつにマウスを乗っけてグリグリ動かしてる感じで非常にアホらしい光景でした。さらにキーボードを不規則に叩く機器まで売られているようで。サボリテクも時代に合わせて進化していくもんですな。というかサボリモートワーカーうらやましすぎる。なぜ私にそれが許されていないのか。差別ではないのか。





まあ、いつかうちの会社が完全リモートになったら私もぜひ同じような機器を導入してサボりまくりたいと思いますが、そんなレベルの人間はともかくウェルス・ファーゴのような超一流企業でもそんなしょうもないイタチごっこに悩んでいるとは意外でした。



と言ってもリモートだからこそ何らかの目に見える成果は求められるでしょうし、短時間で結果を出した人が浮いた時間で遊んでる分にはそこまで厳しく監視しなくても別にいいんじゃないかなと思うんですがね。それはやはりダメ人間の発想なのか。決められた時間は全部使って可能な限り会社に利益を献上せよ!というのはどこの国も一緒なのか。アメリカも意外と世知辛いものですね。



それどころか監視ツールの性能によっては真面目に仕事をしているのに誤判定でサボり扱いされることもあるようで。ほんとしょうもないですね。そのうちAIを使ってより巧妙にサボる人も出てくるでしょうし、何ならそろそろAIに仕事を丸投げする人が出てきてもおかしくない。というか早く丸投げしたい。いや、させろ! …まあそこまで高性能のAIが出てきたらいよいよホワイトカラーは全員まとめてお払い箱になるでしょうか。早くそんな日が来てほしいものです。


コメント

オペラ さんのコメント…
私は働くのは嫌いじゃないですが、最近の東京の暑さにはまいりますね。働く以前に外に出たくない。

北海道は梅雨がないのと、暑くなさそうなのが羨ましいです。これを前に北海道住みの人に言ったら「雪かきをしないのだから暑くても我慢しろ」とのことでした。そんなにしちめんどくさもなんですか?

あと最近だと道民にはクマと戦う戦闘力が求められるそうで。猟師さんとか老後のスローライフとして結構面白そうですね。
岩石入道 さんの投稿…
>オペラさん

札幌も去年は異常に暑かったので戦々恐々としていますが、今のところはまだ暑くないですね。
昨日など半袖じゃ肌寒いくらいでした。
北海道に首都を移転すべき時が迫っているかもしれません。

梅雨も台風も北海道にはほぼ来ませんが、冬に連日大雪が降った時の
わずらわしさは梅雨の比じゃないと思いますねえ。
雪かきもキツイし雪で道が狭くなるのも鬱陶しいし。

熊はほんと近所でウロチョロしているので出くわしてもおかしくないんですよねえ…

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