指数は最高値更新でも市場は恐怖している?
年初からS&P500は29回もの最高値更新、ナスダックも先週は5日営業日連続で最高値を更新しました。恐ろしいほどにイケイケな相場が止まらない。
…が、いつもチェックしている恐怖と欲望指数(Fear&Greed index)は意外にも「38」とFear寄りになっている不思議。これは何を意味しているのか。
S&P500とナスダックは調子が良くても、ダウ平均は4日連続で下落していることが関係あるかもしれません。AI・半導体関連銘柄はガンガン高値更新していても、それ以外のオールドエコノミー銘柄はかなり弱い値動きをしているようです。他の要素、オプションやらジャンク債がどうとか言われてもそっちは全然分からないので適当な憶測ですが。
そこでマイポートフォリオをチェックしてみると、ドル建てかつ配当を除くと含み損になっている銘柄が11個もあることに気が付きました。いつも円建てで見てるから気にしてなかった。
ベライゾン -20.48%
アルトリア -7.83%
シスコシステムズ -2.96%
ダウ・インク -4.98%
クラフト・ハインツ -16.33%
ステート・ストリート -7.19%
オペラ -38.59%
ステランティス -16.33%
ゲス -12.46%
モンデリーズ -4.53%
シェブロン -5.00%
これはちょっと多いか。私は基本的にオールドエコノミーな銘柄に配当再投資して資産を増やそうと考えていたわけですが、ここまでの結果を見る限りだとその目論見は外れています。まあ再投資と言っても銘柄はその都度適当に選んでるから正しいやり方とは言えないけど。ついでに高配当AI銘柄という謎の存在も混じってますが。
保険のつもりで買っておいたハイテク銘柄が膨らみまくっているから助かっただけで、高配当のみでやっていたら今頃ただの爆損芸人と化していたところです。投資ブログ的にはそっちの方が断然エキサイティングな内容になっていたとは思いますがね。
しかしこれからはどうしたらいいんでしょうか。ディフェンシブのターンは本当に来るのか? 楽天証券の買付ランキングを見るとずっとエヌビディアが1位に張り付いており、今のうちに少しでも買い増しておかないと!という空気を強く感じる。普通だとそんなのフラグ以外の何物でもないんだけど、今回ばかりは違うのでは…という予感も拭えない。まあそのくらいでないとここまで買いが殺到することはないんでしょうけどね。
コメント
ハイテク株が終焉を迎える時にはオールドエコノミー系の株が盛り上げてくると思いますし、それに全部含み益の状態の方が異常で怖いですよ。ほら、学生時代も成績一番のやつってどの教科も5位くらいのやつじゃありませんでした?ピーキーな性能のものって結構脆い気がします。
オペラもいつか盛り返すと思いますよ。え?具体的にいつかって?いつかはいつかです笑
今の米国株を見てるとハイテク系が終わったら全部終わりそうな雰囲気を感じるんですよね。オールドエコノミー系もAIの導入で経営が効率化されて云々みたいな説もあったので全く期待できないわけではなさそうなんですが、それはだいぶ先の話でしょうかねえ。
オペラ株…いつか戻った時のやれやれ売りがきつそう…笑