3月は爆益だったが…

 

世界情勢は相変わらず悪材料と不透明感ありまくりなので、3月の反発もどうせベアマーケット・ラリーに過ぎないのではないか…と思うと素直に喜べません。そもそも株は大して上がってないどころか年初来ではまだマイナス圏だし、爆益と言ってもほとんど為替の影響です。ドル円の動きが激しすぎて不安感しかないです。それに31日は株価もかなり下がりましたしね。私の持つ21銘柄中プラスだったのはアルトリアグループただ一つでした。こんなにまんべんなく下がる日も珍しいかもしれない。去年以前は全体がイケイケムードの中空気を読まずにダダ下がりだったくせに、こんな時だけ逆らって上がるのがタバコ株。焼け石に水だけど。



とはいえ、何だかんだ言って資産はそれなりに増えてきたのでそろそろ靴磨きの少年から靴屋の店番中年程度にはランクアップしたと考えても良いのではないかと思っています。まあ今の資産額もどうせ一時的なものですぐに下落に転じるか、あるいは無駄に散財して少年に戻ってしまうことでしょうが。どうも昨年から急激に資産が膨らんだので落ちる時も超特急だろうなと悲観的に考えてしまいます。でも私が下落を恐れて株を売り払うと逆に暴騰するのは容易に読めるので売りませんがね。



アメリカの短期金利が長期金利を上回る逆イールドが既に起こっているのでリセッションはそのうち必ず来ると思っています。単なるアノマリーではありますが債券投資家が「将来経済が低迷する」と考えた結果そういう現象が起こるわけで、投資家がみんなそう思ってるのならみんなが売りに走る時が来るんでしょう。知らんけど、多分。リセッションはどうせ景気のサイクル的に避けられない事象なのだから無理やり先延ばしにされても後が怖い。来るならさっさと来て手短に終わらせてほしい。



ただ前回のリセッション時はあまりにも急激すぎる暴落と異常に強すぎる反発が心臓に悪すぎたので、次回はもうちょっとぬるい感じでほどほどに時間をかけてやってくるようにお願いしたいところです。

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