芳香を放つゴミ株
↑今週のバロンズ・ダイジェストの目次を眺めていたら、
「ゴミ株が芳香を放つ」
などという激しく好奇心をそそられるトピックが目に入ってきました。
まあ、よくよく見たら「廃棄物処理銘柄」のことであって、劣悪なパフォーマンスという意味でのゴミ株ではなかったんですけどね。よく考えなくてもバロンズがそんなふざけた特集をするはずがなかったか。
ということで、せめてここでは本当の意味でのゴミ株を開陳していきたいと思います。
まずステランティスの方は、先日の決算発表にて今年の6月期までの最終損益が23億ユーロ(4000億円)もの赤字になるという半端ない業績悪化ぶりを披露してくれました。
トランプ関税のせいだからしょうがないと諦めるべきなのか。
日本車メーカーは関税が15%になると分かると軒並み暴騰したのになあ…。ステランティスなんてアメ車のジープやクライスラーを抱えておきながらこの有様。どうすりゃいいんですかね。
ちなみに私の取得価格は23.94ドルです。
次は毎度おなじみダウ・インク。
決算前はなぜか結構上げていてそろそろ復活するのか!?
と期待を持たせてくれましたが、
もちろんそんなことはなく、普通にダメな決算ですぐに株価は垂直落下。
さらに50%の減配という最悪のおまけ付き。いずれ来るとは思ってたけど、ついに来ちゃったかあ…。
相も変わらずグロい状況が続きます。
そして私の取得価格は57.9ドルです。やばいなこれ。
で、次のゴミ株は…
…
…
…
ない。
喜ばしくも寂しいことですが、私の手持ちの株の中で芳香を放っているゴミ株(取得から半値以下)はこの2つだけとなってしまいました。案外最近は米国株の調子がよろしいもんでしてね。アルファベットやエヌビディアはイケイケだし、いつも冴えないペプシコやベライゾンも意外な好決算で上昇しています。ゲスやオペラは上がってはいないけど下がってもおらず横ばい。おかげで私の資産はドル建てでは最高値更新中です。テキトーにやっていても何とかなるもんですね。
ドル安が進んで来てるのでその分円建てではちょっと下がってるけど、その代わり海外で事業を展開する米国企業の業績が押し上げられており、それはそれでありがたい。円安ドル安のどっちに転んでも大丈夫そうな気がする。
不安定な世界情勢を見ているとこの株高もいつまで続くか怪しいもんですが、まあ強気相場は懐疑の中を育つとも言いますしね。ただこうなるとクソ株ブログ的にはネタが少なくて面白くないので、そのうち次のスター銘柄を発掘していきたいかなと思います。
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