株式市場では地獄の釜の蓋が開き、そして日本は消滅する

 

2022年のS&P500指数は年初からの4か月間で13%下落しましたが、なんとこれは1939年以来最悪のスタートなんだそうです。確かに軟調だとは思ってたけどまさかそれほどだったとは思わなんだ。円安で相殺されてるから実感しにくいんですよ。しかし5月に入ってからもガンガン下げてるし、先物を見る限り今晩もまたガッツリ下げそうな気配なので確かに相当危険な雰囲気ですね。ダウ平均>S&P500>ナスダックの順に下げがキツイ。



全部が全部ダメかというとまだそこまでの被害ではなく、アッヴィやアルトリア、エクソンなどはかなりの高配当株でありながら年初来では逆に大きくプラスです。ドクターペッパーやP&Gあたりもまだヨコヨコか。ETFの方ではHDVもVPUも一応まだ年初来プラスで持ちこたえている。とはいえ今後はそれらも全部まとめて下げてきそうな気配がします。いよいよリセッションに向かってハードランディングしようとしているのではないか。前回のリセッションは一応2020年2月~4月ですが、正直あまりにも短すぎて実感はありませんでした。しかし今度のはインフレ退治のために金融引き締めを行っているわけですから、前回のように即金融緩和でお金ジャブジャブとはいかないでしょう。



シーゲル先生はそれでも他に魅力的な投資先がないという理由で25-30%程度の下げに留まると予想しているとのこと。そんなもんで済むんだったら全然恐れる必要はないんですがね。コロナショックの時は投資家が「何が起こるか分からない」「どこまで下げるか底が全く見えない」と感じた瞬間に突如サーキットブレーカーを連発する地獄が顕現したので、またあんなことが起きても焦って投げ売りしないように覚悟完了しておかないといけません。いやもう今晩にもそれが起こってもおかしくない。ああコワイコワイ。



そんな感じで株式相場も悲観的ムードに包まれていますが、日本という国家そのものも斜陽だから困る。今日はイーロン・マスクが「日本は将来消滅するだろう」などとツイートして話題になっていました。そんなこと今さらマスクに言われなくてもみんな分かっているんですがね。この著しい少子高齢化の進行にはもはや手の施しようがなく、滅びは確定した未来のように思えます。どんな施策をひねり出そうが今さら出生率を爆上げできるとは到底思えません。人造人間を作る方向で努力した方がまだ希望がありそう。もういっそのことマスクの野郎に日本の舵取りを託した方がいいような気さえしてきました。



株式投資で資産形成に励んでいる身でこんなことをいうのもアレですが、あまり切り詰めて老後に備えるよりも、なるべく今を楽しんだ方が良いんじゃないかなと思います。

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