スバルはこの先生きのこれるのか

 


スバルが電気自動車の製造工場を2500億円もかけて建てるそうです。

最近の急激な円安効果もあり、株価は1600円台から2142円まで急上昇。私が去年売った時は2300円台で、それでも泣く泣く損切りしたくらいなので過去の高値まではまだまだ遠い感じではありますが。スバルはアメリカが主戦場なんだし1ドル130円前後のレートならもっと上がってもいいような気はする。まあ売っちゃったから株価はもうどうでもいいんですけど、メーカーとしては何とか時流に適応して生き残ってほしいもんですね。



新型電気自動車の「ソルテラ」も今週から受注を開始したそうですが、6~700万円ぐらいする高級車なので私のような庶民にはちょっと手が出せません。というかこれ、一体何台売れるんですかねえ…。テスラや日産のアリアと比べて優位な点は何があるんでしょうか。SUVスタイルのEVはまだ少ないからそういうのが欲しい人がいるのかな。EV専用工場を新設するからにはソルテラもそれなりに売れてくれないと困るはずなんですけど。



これまでのスバル車は水平対向エンジン・シンメトリカルAWD・アイサイトの3点が主なセールスポイントでした。しかし最近では他社も運転支援システムを進化させておりアイサイトの優位性は薄れ、AWDは雪国以外での需要が微妙、水平対向エンジンは燃費競争では足枷にしかならない。未だにストロングハイブリッド車を出せていないのが傍目に見ていても心配になってくる。



まあスバリストは基本的に燃費をあまり気にしないのですが、しかしメーカー的にはいつまでもそんなことは言ってられないので2020年代中盤に次世代e-boxer車も投入すると発表。これは意外と思ってたよりも遅そう。普通に考えると次期インプレッサとXVには搭載しないとまずいと思うんですが、そうなるとインプレッサ/XVのフルモデルチェンジは一体いつになるのか??という疑問が。現行型は2016年発売なのでもうモデル末期のはず。車雑誌には今年の秋か来年の春には…という予想が前々から載ってはいました。



まあ私はモデルチェンジを待たずに現行を注文してしまったので新型が2020年代中盤まで出なくても全然いいっちゃいいんですが、企業的にはよろしくないでしょう。「月刊自家用車」の5月号を見ると、インプレッサG4の売り上げ台数はたったの59台でした。ここまで少ないとは思わなかった…。F型から設定されたサファイアブルー・パールのG4はおそらくけっこうレアな車になると思うので、今秋以降にそれが走ってたら私の確率が高いです。もし見つけても煽らないでやってください。



とはいえインプレッサスポーツの方はまだ171台、XVは748台も売れてるのでG4が不人気すぎるだけか。XVは毎日10台は見かけるけど、G4は2~3日に1台くらいの遭遇頻度なんですよね。フォレスターやアウトバックは1,000台以上売れてるし。私としては背が低めの車の方が好きなのであまり車種を偏らせてほしくないんですが、今後のスバルはより一層EV・HVのSUVにリソースを集中させていきそうな気配です。そうなると安い車がなくなってプレミアムブランドを目指す方向にいきそうだけど、北米で発表された新型レガシィB4とアウトバックの変なフロントフェイスを見るとデザインがまた激しく迷走していきそうな感じがして心配なんだよなあ…。


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