これからがほんとうの地獄だ…




昨晩はダウ平均が一気に1164ドルも急落し、私のポートフォリオも起きてビックリマイナス30万円と大損害を喰らいました。5月になってから6桁マイナスの日はもう5回目にもなります。想定内とはいえ痛いよ!想定内とはいえ!






それにしても1日でこれだけでかい下げを記録したのはコロナショック以来かなあ。私の記録によれば2020年3月16日にダウ平均がマイナス2997ドル、マイポがマイナス37万円というのが1日での最高記録です。ただこれは散々サーキットブレーカーを発動しまくって焼け野原になった後さらに死体蹴りをかまされたような感じの下げでした。もうどうにでもな~れとしか言いようがなかったあの日を思えば今はまだ全然、粉砕骨折程度の痛みにすぎません。しかし、言い換えれば下げる余地もまだ相当残っているということになります。



しかしなんで今日はこんなにも下げたのかと思えば、先日のウォルマートに続いてターゲットの決算が悪く、1日で25%近くも暴落したのが震源地となったようです。ディフェンシブだと思っていた小売大手がたった1日でこれほどまでに激しく暴落するところは見たことがありません。これは米国経済の先行きが強く懸念されて当然の事態です。



イーロン・マスク氏は米国が既にリセッション入りしていると発言していましたが、私もそうではないかという気がしてきました。2022年第一四半期のGDP成長率はマイナス1.4%だったし、次もマイナス成長になってるんじゃないかなと。最近なんにも良いニュースがないですしね。



もし今がリセッション中だとするとまだまだ下げるだろうし、まだリセッションではないとすると今でも散々ダラダラ下げ続けているのにさらなる下げ相場の本番が待ち構えていると考えられます。



どれくらいいるのか分かりませんが、去年の後半から投資を始めた方は相当ツライ思いをしているのではないでしょうか。そりゃあ厚切り氏もツイート消したくなるでしょう。特にレバレッジを利かせている人はとんでもないことになっているようですね。正直見ている分には大変エキサイティングです。株ブログにしろSNSにしろ血を吐くような損害報告ほど面白いのです。とはいえまだ「積立なら安く買えてお得!」「ナスダックが復活しないはずがない!」と強気で買い増ししている人が多い印象で、総悲観にはまるでほど遠い状況に見えます。



そういう人たちが沈黙し始めてからが本当の弱気相場の入り口とみています。私も含めコロナショック以前から投資している勢はまだ余裕がありますので、そういう人までもが狼狽して売りに走り始めてからが本当の地獄であると考えられるでしょう。当ブログをご覧の方は私がだんだん正気を失っていく様をどうぞお楽しみくださいと言っておきます。


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