世界中でインフレ地獄に…

 

おとといはECBの利上げで米国株が売られ、昨晩は5月の消費者物価指数が予想外に上がっていたことでまた一気に叩き売られ…とかなり悲惨な状況になってきました。S&P500は年初来マイナス18.67%となる3900ポイントに。新規失業保険申請件数も増えてたし、いよいよ本格的な弱気相場、景気後退に突入か。



ちょっと前まで「インフレにそろそろピークアウトの兆し」とか何とかいろんなアナリストが言っていたような気がするんですが、全然そんなことはなかった。これはもうさすがにしばらくは米国株が反転上昇することはないんじゃないかと思っています。インフレがおさまるまでは下げ基調で、その後はしばらくは良くてヨコヨコ、2022年は数年間に渡る低迷期の始まりの年であったということになりそうな予感がします。



やっとアマゾン株が分割されて買いやすくなったので、アマプラヘビーユーザーとしては1枚くらい持っておこうと数日前に買ってみたのですが、123ドルで買ったのに既に109ドルにまで下がっております。1枚とはいえあまり気分はよくない。もう余力は完全に尽きたのであとは配当金で1枚ずつナンピンしていこうかなとは思います。それにしてもこれから全体的にもっと下がりそうなのにもう余力がないのは下手糞としか言いようがありません。



今日上がったのは唯一アルトリアだけ。喫煙者はインフレだろうが何だろうがお構いなしにタバコを買うからなんでしょうか。とはいえ数日前にはアナリストが投資判断と目標株価を引き下げたせいで8%以上も一気に落ちてたんですけどね。まあ糞アナリスト様がなんと言おうとアルトリアは配当利回りも高いし今日みたいな日に下げないだけでもありがたい存在には違いありません。また、原油が高いせいでエクソンモービルもかなり好調です。いつの間にかダブルバガーを達成していました(円換算でだけど)。爆損モービルと揶揄されていた頃が嘘のようです。



それ以外は全部ダメなので私のポートフォリオはドルで見るともう25%くらいしか含み益バリアが残っていません。円だとまだ60%くらいはあるものの、ここにきて政府と日銀が「円安の進行を憂慮」するとか言い始めたので円高になるよう為替介入してくるつもりかもしれません。そうなるといよいよ私のささやかな資産も風前の灯火です。まあ、アメリカの金利上昇に日本がついていけるかっていうと全然そんな感じがしないのでやっぱり円安の進行は止まらないような気もしますが。


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