昨晩の米国株は爆上げだったが



6月でもインフレはピークアウトしないまま悪材料満載で7月の決算期に突入。ということでさらなる暴落に襲われるのかなあと思っていたのですが、意外にも今月は今のところかなり上昇しています。昨晩のS&P500は2.76%もの上昇。私のポートフォリオは2.04%程度であまりついていけてないので多分グロース株の方が上がったのでしょう。



さすがにここからモリモリ上がっていくとまでは楽観できないものの、じっくり半年以上かけて20%ちょい下がってきたわけですから、いいかげん悪材料を織り込みまくってそろそろ底打ちした可能性もないではない。「10万年に1度」とまで言われたあの阿鼻叫喚の暴落地獄コロナショックでもマイナス34%だったのでそこまでは下がらないような気がしないでもない。



ブルームバーグの記事によれば投資家は世界金融危機の時よりもリスク資産へのエクスポージャーを減らしているとのこと。景気後退の瀬戸際とはいえ、いくらなんでもリーマンショックの時よりやばいとは思えません。



5月も6月も「インフレはピークアウトしたはず」という楽観的予想が裏切られて下がっていましたが、いざ本当にピークアウトしたら稲妻の輝くときがやってくるのではないでしょうか。そこを逃さないためにも、いかに暗雲が立ち込めていようとホールドを貫かなければなりません。



そうは言っても金融引き締め中なのでS&P500が最高値更新するのはだいぶ先のことであろうとは思いますが、為替が1ドル130円以上のまま少しずつでも株価が上がっていってくれればとてもおいしい。円安でなかなか追加投資できない状況はもどかしいものの、そこはどうしようもないのであきらめるしかない。



という具合にほんの少しは希望が出てきましたが、ここから特にGAFAMが決算でコケたり予想以上に先行き暗い見通しを出したりしたらまたガッツリ下がってリセッション突入確定なんでしょうけどね。


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