アップル株でトリプルバガー達成

 

昨晩は米7月消費者物価指数(CPI)が予想を下回る伸びにとどまったと発表され、株価が激しく上昇しました。が、同時に金利の先高観も弱まり、ドル円も激しく円高方向に振れることに。あまりに綺麗な反比例っぷりで完全に利益が相殺されてしまいました。昨晩は株も為替もあれだけ激しいボラティリティを見せながら、終わってみれば前日比マイナス2000円という驚くほどの動きの無さ。



そんな中、どうした具合かいつのまにかアップル株でトリプルバガーを達成していました。




と言っても円ベースでの達成であってドルベースだとまだ2.4倍程度に過ぎないし、わずか50株しか持っていないのでそんな自慢できるほど大きく儲けたわけでもない。しかもNISAではなく特定口座なので売ると税金がかかってしまう。



それでも37万円が112万円まで膨らんだだけでも充分うれしい。私がこれまで株で得た含み益+実現益は合計320万円程度なので、大体その4分の1をアップルが稼いでくれたことになります。さらにここは配当金も10年連続で増配中なので、将来的にはそっちにも期待できます。



アップルがあるのとないのとでは投資成績にかなりの差が出てしまうところでした。それもこれもアップル信者である友人りゅうじ君のおかげです。私自身はマックもアイフォンも使ったことがないのでアップルなど全然興味が無く、当然株も買う気はなかったのです。そんな私がガラケーからスマホに買い替えを検討していた時、アイフォンがいかに素晴らしいかを熱心にプレゼンしてくれたのがりゅうじ君でした。私は別に電話とネットができれば良かったので結局シャープの安物を買ってしまいましたが、アイフォンにはこれほど熱心な信者がついているのか…とある意味感心する出来事でした。



その後、株式投資を始めたとりゅうじ君に話した時も当然のように「絶対にアップル株を買うべきだ!」と激しく熱弁され、当時シーゲル流に傾倒し高配当株しか買う気のなかった私も「彼のような信者が世界中にいるのならば…」と思い直し、アップルへ投資するに至ったのでした。そして3倍になった現在、りゅうじ君はアドバイス料を私に要求しています。



しかし、そんなアップル狂信者であったりゅうじ君でも今は「アップルの成長は頭打ちでもうこれ以上伸びない。そろそろ売って現金化した方がいい!」と何度も強く言ってきます。本当にそうなんでしょうか? 相変わらず私はアイフォンやマックと縁がないので正直よく分かりません。しかし株価だけを見ているとアップルはあまりに強く、もったいなくて手放せない。



私がそう話すと、「それなら元本分だけでもいいから売っとけ!」と。アップル信者にそこまで言わせるほどアップルの将来は暗いのか。私よりもアップルの動向に詳しい彼の言うことを聞くべきか。

答えは否。

投資をやらない人は日本円を大事にしすぎる傾向があるからです。りゅうじ君は凄腕ギャンブラーでもあるので、ちょっとしたリスクでも逃げ時に感じてしまっているのでしょう。

自称長期投資家としては3倍程度で満足するわけにはいかない。言い換えれば「現金112万円」と「AAPL50株」は今は等価値ですが、将来どちらが勝つのか? となれば、やはり後者なのではないでしょうか。

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