現実逃避していた市場参加者を激しいインフレが襲う

 



昨晩は8月米消費者物価指数が予想より悪く、ダウ平均はまた一気に1276ドルも暴落し、為替も激しく円安方向へ振れることとなりました。





円安でも相殺しきれないほどの株価暴落!いやーたまりませんな。

しかしこれ、ここ最近毎月のように繰り返してませんかね。CPI発表数日前から「いい加減もうインフレ収まるだろ?」っていう期待感を持たせて株価上昇してからの、絶望的な現実を突きつけられる。


ちなみに、数日前にはこんなニュースが流れていました。




「市場参加者が景気見通しの懸念から目をそらし、再び買いを入れたことが背景」


「懸念から目をそらし、買い」



一体誰に聞いてそんなことを断言したのか、ちょっと目を疑うようなコメントです。アンケートでもとってたの? ショートカバーとかではないんですかね…市場参加者の心情は難解すぎる。…まあ、株を買う時は大なり小なり何らかの懸念から目をそらして買うもんじゃないでしょうか。何の懸念もないタイミングなんてそうそうないし、仮にあったとしてもその時は既に上がり切っているはずです。そういう意味では今こそ懸念から目をそらして買うべき押し目かもしれないんですが、いかんせん60ドルしか持ってないのでやっぱり何もできません。為替リスクという懸念から目をそらしてドルを買う度胸はないからなあ…

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