株の儲けは我慢料、お賃金も我慢料
…とは言うものの、一体どれだけ我慢せねばならんのか。
人生とは死ぬまで我慢の連続なのか。
不惑を過ぎた今、そんなことを考えてしまいます。今は株式投資がそこそこうまくいってると言ってもしょせん小金程度のレベルでしかなく、この先まだまだ我慢に我慢を重ねていかなければなりません。配当をもらってもすぐに再投資。取り崩しは先のこと。
仕事においても特にやりがいがあるわけでもなく苦労が報われることもない。私にとって仕事とはただひたすらに自分自身を削って金に換える活動になっています。
かといって就職する以前、学校が楽しかったかといえばそんなこともなく、むしろ監獄のように過酷な不自由さを感じていました。もちろん会社も刑務所みたいなもんなので無期懲役も同然ですが、会社の場合は金が稼げる分だけ学校よりはましではあります。
そして延々、家と会社(学校)との往復を何十年も繰り返している。
昔はいくらキツくてもそんなことで嘆いたりしなかったんですが、年を取るとこうなるのは生活が変化に乏しくなり暗い先行きも見えてくるからでしょうね。同じような日々は安寧でもあり絶望でもある。
今はもっと自由が欲しい。自由は何よりも貴重なものです。
そんな縛られたストレスまみれな生活の中、せめて気晴らしに美味いものを食べたり酒を飲んだりしたくても、そんなところで下手に欲望を開放してしまうと今度は中年太り・高コレステロール・高尿酸血症という悪霊に憑りつかれる羽目になります。いくら食べても太らない若い時期は金がなくて贅沢できず、中年になって小金が出来たら太るので贅沢できず。なんということでしょう。
…というかそこまで節制してこなかったので既に様々な悪霊に憑りつかれていますが、この除霊が容易ではない。まるで修行僧のようにたくさんの野菜と少しの魚を食べ、羆がうろつく山の川べりを日々駆け回り、さらには両手にジョイコンを握りしめて全力でパンチを打ちまくってもなお離れていかず。現状維持が精一杯。
金を稼ぐにも我慢、健康を維持するにも我慢。
これでは俗にいう限界独身中年が生まれてしまっても何の不思議もないと言えるでしょう。
まあ、既婚者は既婚者で限界な感じの人も多いとは思いますが。家庭が安息の地でない場合は特に。
それでも、日常のささやかな楽しみに幸せを見出していられる間はさほど問題はないとは思います。
…が、昔はあれほど好きだった読書もゲームも今ではさっぱりできなくなった。この現象は一体何なんでしょうか。switch版のレイストームや怒首領蜂大往生はあれほど楽しみにしていたのに、たった数回のプレイで放置。それではRPGならどうかとライブアライブやスターオーシャン2のリメイク版をやってみても、20時間くらいのプレイで未クリアのまま放置。
麻雀とかテトリスなら全然遊んでいられるんですけどね。しかし子供の頃はそんな地味なゲームしかやれない大人を冷めた目で見ていましたが、まさか自分もそうなるとは。もっと有り余る余暇さえあれば読書もゲームも没頭できるはず…と思うんですが…。
こうなってくると、もうどこでどうストレスを解消すればいいのかよくわかりません。バッティングセンターやゴルフ練習場なんかは悪くないんですが、そればかりでは飽きがくるし冬はそもそもできない。
…
…
ま、それは追い追い何か新しい遊びを考えるとして…
今日もいつものように謎映画を観て感想を書き、夜はNY市場をウォッチするとしますかね。
コメント
前回のコメントで、私が読むニッチ小説を紹介してくれ、と嬉しいことをいわれましたが、時間があるときにまとめて紹介させてください!
いつまで我慢するのかとのことですが、いつ死ぬかが分からない以上、あんまり気にしてもしょうがない気がします。投資も結局、自分は投資してるという安心感欲しさにやってる部分がありますから、取り崩してまでやりたいこともないんですよね。
>オペラさん
お疲れ様です。
いえいえ忙しい時はご無理はなさらずに。そもそもこの半年間60記事以上に渡って毎回必ずコメントくれてるのが凄すぎますから笑
私もミステリ、ホラー、SF小説などはそれなりに読み漁ったんですが、映画ほどニッチなところは攻めていないのでどんなものがあるのかなと。
安心感ほしさにやってる…確かにそういう側面はありますね。今は誰もが投資をしていないと不安になるくらいの勢いで広まってますもんね。それこそが天井のサインでもありまた不安になってくるわけですが…