まさかの石破ショックで週明けはゲルマンデー到来か

「ゲルマンデー」ってゲルマン人の記念日みたいですね。

今回は高市氏が勝つんだろうと思っていたし、実際1回目の投票ではそういう感じになっていたので決選投票での大逆転には驚きました。ついでに加藤氏の議員票が16票しかなかったのには気の毒すぎて笑いました。

さすがに進次郎総理が誕生するよりはましな結果ですが、金融所得課税強化を掲げていた裏切りの男ゲル氏が総理となると、やばい経済政策を打ち出してくるのではないかという不安が首をもたげてきます。そもそも経済にあまり興味が無くて財務省の傀儡になってしまうのではないのかと。

なんせその瞬間から日経先物も為替も露骨に垂直落下しましたからね…

直前までは高市総理誕生を織り込んで株高円安のいい流れだったのに、それを全部打ち消し暗転。

ゲルショックのすさまじい威力に全米が震撼。

何もそこまで下げなくても…

米国株がせっかく高値更新したのに為替で台無しです。

日本株は先物が即サーキットブレーカー発動するほど爆速で下げていたので週明けはかなりの痛手を負いそう。

それはさておき、トータル的には高市氏がいいのか石破氏がいいのか私にはよくわかりません。高市氏も金融所得増税するとか言ってたことあるみたいだしなあ。石破氏も国防とか地方創生については期待できそうな気はします。気がするだけです。とはいえあれだけ何度も負けた末にようやくつかみ取った勝利だと思うと、さすがに少しは応援してもいいかなという気分にはなります。増税さえしなければですが。

石破氏もさすがに経済政策が弱点と思われていることを気にしたのか、一応岸田路線を踏襲しながら投資で成長型経済を実現すると語ってはいました。

金融課税については「新NISAやイデコへの課税は考えていない」との釈明もあったものの、そんなの当たり前だし裏を返せば特定口座への課税強化は否定していませんから、やっぱし不安は不安ですね。そこがはっきりしないとゲルマンデー到来は不可避と考えられます。まあ、過剰反応じゃないかなという気はしますが…週明けの日本株が見物ですな。