迷惑メールのせいでアマゾンに叱られた話


最近の迷惑メールは一昔前と違ってアルバトロスのパチモンジャケ以上のクオリティになっているため、真贋の区別が非常に付きにくくなってきました。



このブログには広告の類は一切貼ってませんが、メインの映画ブログの各記事末尾にはアマゾンリンクを貼っています。そこから買い物をしてくれる奇特な人がいれば、売り上げに応じた小銭が恵んでもらえる仕組みです。



報酬が500円を超えると、アマゾンからギフトカードがメールで送られてくるようになっています。ま、うちのブログ程度では1か月分でも500円いかないことも多いんですが。



だからさほど気にしてなかったんですが、今年は全然報酬を受け取っていないことにふと気が付きました。ギフトカードのメールが半年以上来ていない。もしや迷惑メールフォルダに入っているのでは…と思い、探してみたらこんなものを発見。









↑超絶うさんくさい!どこからどう見てもスパムメールに決まってる!…と、一度は判断したやつ。

ThunderBirdも当然のように迷惑メール判定しています。



こういうメールに貼られたリンクをうかつにクリックするのは非常に危ない。特に、アマゾンギフト券のニセモノを掴まされるのは無免許者の捌いたフグを食うよりもリスキーなことです。なぜなら、たとえ悪意がなくても規約違反のアマゾンギフト券など使おうものなら問答無用でアマゾンのアカウントごと抹消される恐れがあるからです。もしそんなことになったら、私がkindleで買い集めた6000冊近い電子書籍が全て失われてしまう。そんなの脳みそを半分奪われるも同然の致命傷と言えます。



しかし、このメールをよくよく見ると金額がやけにみみっちい。

たったの855円のギフトメール…

先月発生したはずの報酬も確かそんなもんだったような…

これはもしや本物なのでは…??

と思い、メルアド(gc-orders@gc.email.amazon.co.jp)でググってみたらやはり本物でした。





どうしてアマゾン本体がこんなスパムじみた雰囲気の紛らわしいメールを作って流してくるのか。実に理解に苦しむ行為です。過去にもらった分も探したけど、もはや迷惑メールフォルダにもそれは残っていない。アソシエイト・セントラルにログインして調べてみると、私は年初から4回もギフト券メールをスルー&廃棄していたことが発覚。

 


さすがに無視できる金額ではないので(合計3000円近く)、ダメ元でアマゾンに再発行をお願いしてみました。めちゃくちゃ腰の低い文面でね。すると恐ろしいほどの即レスでギフトカード4つが再送されてきました。問い合わせから5分もかかってなかったんじゃないかな。もしかするとAIが対応してるのかもしれません。しかも「今後は迷惑メールフォルダもちゃんと見ろよ!そしてここからウチからのメールを必着設定しておけよ!」と私のプロバイダへのリンクまで貼って注意してくれるというね。何という細やかな対応なのか。さすが世界最強の大企業は違うなあ…。今日はそんな風に思いました。



コメント

オペラ さんのコメント…
岩石入道さんには悪いですが、私はこれから迷惑メールはさらに精巧なものになると思います。生成AIを使えば精巧な迷惑メールなんて作り放題ですもん。

ですから、これからは文面によらない方法での判定方法が要る社会になると思います。ブロックチェーンなんか正にその代表ですが、たかだかメール一本ごときにそんな大それたことは出来ませんから、そういうアイディアがある企業の株は買い時かもしれないですね。

迷惑メールで思いだしましたが、私のドコモのメールはホントに迷惑メールだらけなんですよね。今はメインアドレスがグーグルなのですが、そっちには迷惑メールはきたことがない。なぜなんでしょう。
岩石入道 さんの投稿…
>オペラさん

AIで精巧な迷惑メールが作れるなら、真贋の鑑定もそれ以上のAIでやってもらわないといけない時代がきそうです。メール内リンクはなるべく踏みたくないんで早くやってほしいですね。

というか言われてみれば確かにGメールの方にはほとんど迷惑メール来てないんで、グーグルではすでにそういうフィルタが実装されていそうな気がします。なんせ私のGメールアドレスはwebに公開しているのに全然来ないですから。

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