「ザ・スクワラル・ウォッチング・カフェ」

 



今日は北海道千歳市にある『嶋田忠ネイチャーフォトギャラリー&ザ・バードウォッチング・カフェ』に行ってきました。






ここは支笏湖と千歳市街地の間の森の中にあり、窓から間近で野鳥を眺めながらゆったりコーヒーを飲むことができます。口コミでは相当な人気店のようだったので一応予約してから行きましたが、平日であれば予約なしでも問題なさそうでした。



とはいえ、開店直後に入ると、すでに常連オーラ全開の野鳥ガチ勢らしきおじさんが店員たちと仲良く談笑しているではありませんか。いきなりこんなにも強い常連風が吹いているとは…個人店のこういう雰囲気はちょっとキツイ。自分が場違いなのではないかと気になってしまう。端っこの席で黙って座ってましたが、どうも微妙にいたたまれない。



ただこの店の場合、野鳥ガチ勢専用ルーム(撮影スペース)がありまして、そのおじさんも15分ほどでそちらの方へおこもりになっていただけたので助かりました。どんな空間なのかはカフェスペースからは見えないものの、おそらく屋外でひたすら気配を消してカメラを構えていると考えられます。



それほどまでに野鳥観察に適したロケーションなのか!?と期待が膨らみます。

…が、今日はあいにく全然鳥が来なくてですね。





滞在時間100分のうち半分以上は何もいない森の風景を眺めてました。

一体何をしに来たんだろうなと思いながら…

たまに何か来た!?と思いきやだったり…

あるいはカラスだったり。

もうこの際カラスでもいいか…って気分になったりもしましたがね。

これには野鳥ガチ勢おじさんもたまらず撮影スペースから出てきて「今日は全然来ないね~何か(トビとか?)いるのかな?」とか訝しんでましたね。この状況がそんなに珍しいことだとすると、おじさんの言う「何か」が私であるという可能性が生まれてきます。私の野獣的視線が野鳥を遠ざけているのではないかと心配になってくる。

こんなにも鳥が好きだというのに…

わざわざここまで来てカラスでも妥協できるくらい好きなのに…




ところで、カフェに長時間居座るからにはそれなりに金を遣う必要があるかなと思い、1400円のデザートプレート(コーヒー・バナナタルト・シマエナガソフトのセット)を喰らいながらボンヤリしていました。ランチメニューは10時半以降となっていたので諦めました。まあご飯を食べに来たわけではないのでそれはいいですが、1時間近く経っても何も来ないのはさすがに虚無的な気分になってきます。途中、一人客がやってきましたがその人もスマホいじってましたね。わざわざここに来てスマホいじるのはむなしい。




しかしそれでもしぶとく粘っていると、ついに救世主キジバト様が数羽やってきました。

キジバト…






まあカワイイけど、まあハトですね。まあ。

しかしキジバトの気配で安心したのか、シジュウカラとゴジュウカラ?もチラホラと行ったり来たりし始めます。



やっとここからがバードウォッチングカフェの本領か…!

そう思った時、木の幹にへばりつき、何やらクモのようなカサカサした動きで迫る黒っぽい生物が現れました。







お前か…

お前かー…。

いや、リスもカワイイとは思いますけどね。

しかしどんだけ食い溜めするつもりなのか、それから30分経ってもひたすらエサをモグモグしているではありませんか。おかげで鳥が来づらい(?)し。こんなにもじっくりリスを眺めたことはない。



ということで、

滞在時間100分のうち、私が観ていたのは


50分:無(森)

30分:リス

10分:キジバトなど

10分:嶋田忠ネイチャーフォトギャラリー


てな内訳でした。


まあ今日はたまたま運が悪かっただけだと思いますので、いずれまた行ってみようかなとは思います。




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