オミクロン・ショックに備える

 

オミクロン株がきっかけで先週末から株価が下がり続けており、私の資産もたった数日で給料1か月分を超える額が溶けていきました。労働の価値とは一体何なのか。



今さら変異株が原因での暴落というよりは、サプライチェーン混乱の長期化だとかテーパリング、利上げの前倒し観測あたりが理由のようです。車とか給湯器とか薬とか色んなモノが手に入りにくくなっている現状は非常にまずいんですが、相場だけを見るとそれはそれで悪くない事態かもしれません。



今年の株価はあまりにも勢いよく上げ過ぎたし、そろそろ大きな調整がないとかえって後の反動が怖い。それに私は少し前にスバル株を売り払ってしまったのでその分けっこう現金余力があり、チャンスがあればまたそれを米国株にぶち込みたいと考えているからです。



ということで、先週から円安に抵抗感を覚えつつも少しずつドル転。いつもよりちょっと早起きして米国株の様子をうかがっていました。冬時間は日本人にはキツイですね。で、アップル以外はどれもこれもガンガン下がってくるのでつい注文したくなります。本当は下げた時の値ごろ感だけで判断するのは全くよろしくないのですが、どうしても取得価格をなるべく上げたくないという姑息な心理からは逃れ難く、つい下がった時を狙ってしまいがちです。



しかしそこでコロナショック時の教訓が蘇り、手が止まりました。あの時も序盤の下げをチャンスと捉えてやみくもに買い漁っていたら、現金余力が尽きた後も底なし沼のように下げていき、連日のサーキットブレーカー発動で脳が破壊されかけました。あの時もっと底値付近で拾えていれば…。と後悔した経験を教訓に変えていかねばなりません。



まああの時のように人類が初めて体験するような未知の恐怖はそうそう起こらないと思うのでそこまで警戒する必要があるとは思ってませんが、そもそもフルインベストメント状態はやっぱり良くないと今さら思い始めたのでしばらく現金余力を溜めておこうかなと。



可能ならアマゾン株を買いたいんですよね。これ以上銘柄を増やしたらもうETFとあんまり変わらないんじゃないのかとも思いますし、管理しきれなくなるような気もしますが、欲しいものは欲しいんです。盆栽のように良い株をコレクションして眺め、それらを所有しているという悦に浸りたいのです。ETFはそれができないからつまらない。まあ本当はつまらなくてもそうすべきだし、自分でもアホなこと考えてるなと思いますが、実際アホなので仕方ありません。


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