2021年の米国株はあまりにも良すぎた



今年もあと残すところ数日ですが、もう大きな下落もなさそうです。


私は投資を始めて来年で4年目となりますが、今年が本当に異常だったことくらいは分かります。1年目はプラス30万円程度、2年目はプラス10万円程度だったので「米国株とはいえ自分の投資金額と銘柄選択じゃこの程度か」と多少落胆しつつも、初めて本業以外で6桁も稼げたことにささやかな喜びを覚える程度でした。

が、今年は現時点でプラス200万円。もっと言うなら12月だけでプラス64万円です。ド田舎の中小企業勤めという負け組腐れポンコツサラリーマンだけども、米国株のおかげで今月は月収100万超えのプチセレブ気分を味わえています。株ブログ的には面白くない展開で本当に申し訳ない。



しかし、こうなってくると当然「来年以降は米国株といえどもリターンは大幅に下がるはず」という予測が多くなってきます。私もそう思います。なんせ今年のリターンはドルベースでも20%超え、円ベースだと円安効果もあって40%近くにもなりましたからね。こんな異常な状況がずっと続くなんてあるわけがない。



仮にもし毎年こんな上げ幅が続いたら投資家ばかり大富豪になって持たざる者との格差がますます拡大し、社会主義や共産主義を求める声が大きくなりかねません。日本はすでにそうなりつつありますし、アメリカでさえ今の若者の多くがそういった考えを持っているとニュースで見ました。さすがにそれはよろしくない。資本主義以外はあり得ないと言うつもりはありませんが、私は自分なりに努力してリスクも負って資産を増やしているのに、それをけしからんと没収されてはたまりません。私が生きている間は資本主義の世の中であってほしい。



ただ、シーゲル教授やブラックロックは来年もまだ上がると言っているようです。結局株のほかに投資するところが何もないと。まあほどほどに上がってくれるのであれば、それが一番ではあります。



来年はFF金利が上がるのでグロース株よりバリュー株のターンが来るとも言われています。私のポートフォリオは半分以上がディフェンシブな銘柄なのでどちらが優勢になっても何も動く必要はありませんが、追加投資をするのはけっこう難しそうだなと思っています。しかしNISA枠はできれば使い切りたい。



シロウトがタイミングを図っても無駄なので思考停止で定期的に積み立てた方が良いというのは分かるんですが、やっぱり暴落と言わずともなるべく調整が入った時に買いたいのが人情です。というか、今月すでにディフェンシブ株もかなり上昇したので今後多少調整が入った時に買ったとしても取得価格が上がってしまいそうですが。それには何となく心理的抵抗を覚えてしまうので、また新しい銘柄に手を出してしまうかもしれません。

 

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