配当金はないよりはあった方がいいと思う




オミクロンショックは本当に来るのだろうか。

今朝のモーサテでは来年2月に金利が上がるだろうがそれでも株高は維持できるか?と色々検討してましたが。結局大して下がりそうもない雰囲気なのでVZ、XOM、HDV、MOを少し買い増ししてしまいました。しかしどうもなんだかドルだと金銭感覚が正常に働かないんですよね。500ドルなんて駄菓子屋で使う額じゃんとか思ってポチポチしちゃうけど実際は5万円以上するわけだし。




落ちるナイフをつかむなとは言うものの、やっぱり今年高値更新しまくったグロース株は今さら買い増ししにくく、こういう時はつい株価低迷中の高配当株を買いたくなってしまいます。配当なんかその都度課税されるんだから損だろという説もありますが、NISAで保有する分にはさほど問題ないでしょう(米国での課税分1割はかかるけど)。特定口座で保有している分もありますが、それはそれで損益通算に使えますし。



それに、グロース株を長期保有していても今後金融所得課税強化があるかもしれません。今の政府を見ていると近いうちに30%になることは充分あり得そうだし、数十年後に売却する時には40%50%になっていてもおかしくない。それならたとえ株価が上がらなくとも今のうちから少しずつ配当金をもらっておいた方がいいと思っています。と言っても全部再投資するんですがね。そのうち車を買い替えたら配当金をローン支払いに充てようかな。



9月に異動して環境が改善されたため、私の「セミリタイアしたい」という狂おしい欲求は今のところ鳴りを潜めています。ほどほどに仕事をやりつつ、株でほどほどに儲けられれば充分。あまり欲を出し過ぎず、年利5%ぐらいで満足しないと。なので、堅実な商売を営んでいる企業に乗っておきたい。今から高いリスクを負ってハイパーグロース株やらビットコインを買う必要までは感じていません。もしまたコロナショック級の暴落が起きればそういうのも色々拾いたいし、MSFTなどは普段から隙を見て買い増そうと思っていますが。



高配当株にもそれはそれでリスクがあるのは分かっていますが、VZやXOMはそんなに危なくはないだろうと思っています(MOは知らん)。特にXOMは原油価格がマイナスをつけても持ちこたえましたし、そうそうあんな異常事態が起きるとも思えません。さらに今後、脱化石燃料の流れが進めば原油の生産や設備投資が抑えられるでしょうが、そう簡単に需要が無くなるとも思えないので価格はかえって落ちにくくなりそうな気がしています。インフレが進めばなおさらですね。まあ原油価格が落ちたら落ちたでガソリン代や灯油代が下がるから別にそれでもいいやと。



株価が冴えない高配当株でもアメリカの巨大企業です。少なくとも私が勤めているような地方の中小企業よりは100万倍信頼できるでしょう。VZやXOMが減配する可能性に比べたら自分の会社が傾く方がずっと現実的に有り得る話です。だからこれからも高配当株はチビチビと買い増していこうと思います。


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