燃料価格の上昇がいよいよ深刻な件


最近どうもウクライナ情勢の緊張が高まっているせいで株式相場も為替相場も荒れ模様です。私は何だかんだ現代では超大国同士の戦争など起きないだろうと平和ボケしているんですが、どうなることやら。さすがにこんなところで買う気にはなれないので、今月はまだ何もしていません。静観するのみです。



追いつめられたプーチンが赤いスイッチを押してしまい、紙幣がケツを拭く紙にもならない世界と化すかどうかはまだ分かりませんが、とりあえず確実なのはこれによって原油価格がまたしても上昇するであろうということです。ただでさえコロナ収束による需要拡大、脱化石燃料への動きによる開発投資の抑制、日米金利差拡大による円安の三重苦で燃料価格の高騰が続いていると思ってたら四重苦になった。



そのせいでガソリンは170円近辺から一向に落ちる気配がありません。国民のことを思えばただちに減税すべきですが、なぜか現政権は「2025年度までにプライマリーバランスの黒字化」を目標にしているので意地でも絶対に減税しそうにない。元売りに補助金を投入したところで焼け石に水だし、揚げ句の果てには値上げした店舗を調査してるとか。ガソリンスタンドだって色々苦しいんじゃないですかね。相も変わらず金融所得課税の強化にも固執しているらしいし、どうしてこうも国民の可処分所得を減らそうとする動きしか出てこないのか。庶民の財布の紐はギッチギチに固く締められてますよこれ。



暖かい地方に住んでいて自家用車を持ってない人はまだ気楽かもしれませんが、灯油暖房が主力でなおかつ自家用車必須の道民はとんでもなく悲惨です。私の場合、先月の灯油使用量は81.4Lで11729円(税抜)でした。これ1Lあたり144円(税抜)ってことですよ。いくらなんでも高すぎない? いや、私はアパートで一人暮らしだから81.4Lで済んでますけど、普通のご家庭ではその3~4倍は使いますからね。つまり3~4万円は逝ってるってことです。ガソリンだって少なくとも月1万円はかかるだろうし、電気とガスもそれぞれ1万円かかるとすると、光熱費だけで6~7万円。



道民はもはや温暖な内地に撤退するしかないかもしれませんな。そうなったらなったでロシアや中国が喜んで北海道に侵略してくるでしょうけども。

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