今回は長い調整になりそう


ウクライナ危機の影響でS&P500もついに調整局面入りしたそうです。年初来でマイナス10%なので1月にあれこれ買わずにもう少し様子を見てればよかったかなと後悔しています。と言ってもマイポートフォリオはまだ年初来で3.5%しか下がっていません。何回も追加投資しているんで計算が面倒ですが、多分そこまで誤差はないはず。つまり指数には大勝利しているんですよね。近年はETFを至上とする風潮が蔓延っているように感じますが、別に個別株でもそこまで言うほどハイリスクじゃないと思うんですよ。指数だとメタショックを問答無用で喰らいますが、私はメタの方針には懐疑的なので避けられましたしね。まあそのぶん昨年の上げ相場にはいまいちついていけてなかったんですけども。



ただ指数よりましとはいえ、下がっていることに変わりはない。そしてまだまだ下げそうな気配です。ウクライナ危機もインフレ懸念もそう簡単に収束するとは思えない。別に下げること自体は構わないというかひたすら上がり続けるわけがないのだから当然こういう時もありますよ。景気後退期をあまり先延ばしするのも良くない気がするし。



しかしこんな時、株をやってない人から「下がるのが分かってるなら今全部売って後で買いなおせないの?」などと聞かれたりします。でも無理なんですよね。売ってしまうとまず含み益から20%の税金が引かれるので、それ以上下げたところを狙わないと同じ株数を買い戻せないわけです。あまりにも難易度が高すぎる。



そんな素人の幻想は置いといて、もっと待ってれば安く買えたのにもう現金余力がない!というのが一番腹が立つパターンですから、今はひたすらキャッシュを溜めておきたい場面です。ただ、ちょっと面倒なのが為替です。こんな危機的状況なのだからさぞかし安全通貨である円が買われるだろうと思いきや、全然そうでもない。いつドル転すればいいのかわからん。まあ数十万単位ならいつドル転しても実際そんなに差はないけど、本当に武力衝突に至るとなると急激な円高が進行するかもしれないし。いや、実際のところずっと前からロシア・ウクライナ間では戦争は始まっていたにしても。



最近のマスコミはよく「悪い円安」だと吹聴して円安のネガティブサイドをこれでもかと強調しており、世間もすっかり円安を悪者扱いしているように見えます。円安がそんなに嫌なら外貨資産を持っておけばいいのになあと思うんですけどね。

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