4歩下がって1歩進むような相場


 


ここのところ下がりに下がっている米国株ですが、今朝は大きく上昇してさらに円安も重なりプラス27万9千円。ボラティリティが激しいなあ。



どうせこんなの一時的な反発ですぐにまた下がるんですけどね。案の定ダウ先物は軟調気味。米国株が上がった後は日本株も連動して上がりやすいのに、先物がダメだとやっぱり日本株も下がります。日本株って何なんでしょうね。米国株が上がるだけじゃなく先物も堅調でないと上がらないなんて…。



それにしても、つい先日は1ドル132円になったことに衝撃を受けていたのに、今日はもう1ドル136円台です。円安の進行が速すぎる。4月に車の頭金を用意しておこうと8千ドルくらい円転しましたが、その時は1ドル128円でした。慌てずに今日まで待っていればさらに6万円くらいの為替差益を得られていたのに…。



この円安はどこまで行くのか。物価の上昇が岸田政権にとって逆風となっており、立憲民主も金融緩和を批判し始めました。しかし今の状況で金融緩和をそう簡単にやめていいものなのかどうかシロウトの私にはよく分かりません。ただそれをいきなりやめるとか、あるいはアメリカが利上げを終えてまた利下げに転じるような状況がやってくれば、また一気に1ドル110円くらいに戻ることも想定しておいた方が良さそうな気がします。株安が円安で相殺できている現状が崩れてもメンタルが崩れないように備えておかなければいけません。株高円安になるようならそれはそれでいいし。



それにしてもデフレマインドの染み付いた日本人にはこの物価上昇はこたえますね。車ではマツダや三菱も異例のモデルチェンジ無しでの値上げに踏み切るそうで、これは他のメーカーも確実に追随するでしょうからやはり4月のうちに新車を発注しておいて正解だったようです。預貯金ほとんどなくなるし借金も背負いますが、円が安くなっていく状況ではお得なのではないかと。




そういうモノや食品の値上げとかはまだやりようがあるからいいんですが、光熱費は本当に困るんですよね。ただでさえくそボッタクリ価格のプロパンガスも値上げの通知が来ましたしね。何が「これ以上のコスト吸収が困難となり、不本意でございますが…」なんだか。普段からあれだけぼったくっておいて何を言いやがる。しかしそんな一方的に値上げ宣告されても何もできない賃貸入居者の悲しさ。札幌の賃貸のプロパンボッタクリ業者率は極めて異常なんですよ。引っ越しのたびに「絶対にボッタクリプロパンの物件は嫌だ!死んでも都市ガスか灯油ボイラーの物件に住むんだ!」という決意を持って物件探しに臨むのですが、そんなもんほとんどありゃしませんからね。所詮賃貸入居者はボッタクリプロパン会社の養分に過ぎないのです。それともボッタクリプロパンガス会社の株を買っておけば良かったのかな?と思って調べてみたら配当利回りは3.3%でした。それもアリかもしれんな…


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