とてつもない激動の時代

 


本日、為替が1ドル137円を超えてきました。あまりのスピード感にドル転も一切できないし、逆に米国株を売って現金化することもできません。これからどうなっていくのかまるで何も見当もつかない。それでも今までは分からないなりにも雰囲気で何となく株をやっていましたが、もはやその雰囲気すらよく分からないのです。とりあえずメタバースや暗号資産、EV、ハイパーグロース株には手を出さない方がいいかなとは思っていますが。



コロナ禍、戦争、元首相銃撃…予想もつかない歴史的大事件が次から次へと勃発する中、ただ茫然と「雰囲気で買った株」を握りしめて硬直しているだけ。まあリセッションが来てもそこまで大損はしないだろうと思ってはいるものの…



今のところ怖いなあと思っているのは自民党が圧勝したことによって例の金融所得課税の強化が現実のものとなるのではないか、ということです。これやられると本当にやる気なくなりますからね。20%でも高すぎるっていうのに。米国株配当の場合、さらにアメリカにも10%払わないといけないし、カナダ株だと15%も払ってたりします。銀行株を買うにしてもなぜカナダのバンク・オブ・ノバスコシアにしてしまったのか。普通にバンク・オブ・アメリカとかで良かったのではないか。私のように雰囲気で適当に株をやっているとこういう失敗をやらかします。



仮に一律25%になるとして、まあ百歩譲って5%くらいならしょうがないかな…とは思いますが、その後もチビチビ上げ続けて数十年後にいざ資産を取り崩そうって頃には50%とかになってるんじゃないか?…っていう余計な心配をしてしまうのでやっぱり税金は上げないでほしいですな。あくまで今の税制だからこそアップルやアルファベットなどは特定口座に入れたのであって、後出しで変えられると困る。



ただ、そんな与党が圧勝したことで東証はむしろ大幅続伸しているのがよくわからない。まあ他に勝てそうな政党がないにしろ…。投資家は金融所得課税の強化をやらないとみているのか、そんなに素晴らしい経済政策をやってくれると思っているのか。本当にそうだったらいいんですがね。



どちらにせよ物価も税金も社会保険料もジワジワと上がって国民の首が絞まっていくのは間違いないと考えられますので、何とかアメリカがインフレをうまい具合に制御して経済をソフトランディングさせてくれることを祈ろうかなと思います。

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