米国株、全然上がりそうにない



くすぶっていた楽観論が消え、いよいよ絶望的な雰囲気がしてまいりました。

9月前半は何だかんだ調子が良く、マイポートフォリオは13日まででプラス44万円。しかし、そこから一気に下げに転じマイナス47万円。9月は下落しやすいというアノマリーがあるそうですが、それが現実のものとなってしまいました。トータルではまだ大したことないとはいえ、ダウ平均は今晩にも3万ドルの大台を割りそうです。



これからさらにガンガン下がるとなると、さすがにちょっと狼狽するかもしれません。ビザなんて取得価格174ドルに対し現在価格187ドルなので、そろそろ売りたくなってきました。私が米国株を始めた2019年頃は無敵の最強銘柄扱いされてたけど、最近はめっきり話題にされることも少なくなって…。それどころかクレジットカードオワコン説まで出る始末。結果的に3年ちょいで7%しか上昇してないのはさすがに残念です。まあまだ売りませんけどね。



長期低迷期に入りそうといっても米株は年初からずっと下落し続けており、すでに9カ月近く経っています。現状がリセッション中かどうかはよくわかんないんですが、米国株はこの先数年沈んだままということもあり得るのでしょう。昨年はセミリタイアが話題となりレバレッジETFやハイパーグロース株、暗号資産が盛り上がっていましたが、やっぱりそういう一攫千金的な投資話がブームになった時がピークなんですねえ。私もセミリタイアしたいのはやまやまなれど、米国株ではしばらく夢を見れそうもない。



現在の米国債2年物の金利は4%近辺ですが、バロンズによればこれは買ってもおそらく損をしないであろう安全な水準だそうです。ということで私も米国債を買ってみようかなと少し検討してみましたが、私の資産額では全く意味がなさそうなのでやめました。貧乏人が国債に手を出してもしょうがない。



それよりは利回り4%以上の高配当株を狙った方がまだ良さそうです。手持ちの中ではVZ、BNS、DOWの利回りが6%台にまで上がってきているし、MOに至っては9%近い。VZは取得価格54.81ドルに対し現在価格39.48ドルと相当ヤバ気なのですが、これでも円建てだとまだマイナスじゃないんですよね。というか現在1ドル146円に行きそうな勢いですね。ますますドルを手に入れにくくなっていく。なので、とりあえず高配当株をチマチマ買い増しして残りのNISA枠を埋めていこうかなと思います。


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