国産車の値上がりに見る日本のインフレ具合

 

私は食品業界で働いているのですが、去年からの値上げラッシュ、内容量の削減が実に著しいと感じています。どれもこれもセコセコとグラム数が減っていくので商品名の書き換えが非常にめんどくさいのです。もっとも業界にいなくてもスーパーへ行けばそれまで4本入りだったきゅうりの漬物が3本入りになっていたり、弁当を買ってみたらとんでもない上げ底容器だったり、ご飯が異常にスカスカだったりするので誰でも感じていることでしょうが。



それでもチリメンが1パック50gから35gになったところでそれほど一般庶民には影響がないとは思います。

書籍や映画館の料金が値上がりしたところで数百円。

そんなに気にするほどの額でもない。

私が気になるのは、日本車の著しい値上がりです。



昨年末にスバルXVがクロストレックにモデルチェンジし、数か月遅れでインプレッサも6世代目にフルモデルチェンジされました。パワートレインはキャリーオーバーだし、プラットフォームもベースは同じってことで大して変わらないようにしか見えないのですが、旧型乗りとしては変わり映えしなくてむしろありがたい…というかセダンのG4はもう無いので私のF型G4は今後もずっと最新型ってことになるわけですが、それはさておき新型の価格がかなり上昇しているように見えるのは気のせいではなさそうです。


ということで、見積もりシミュレーションをやってみました。





な、なんと…

3つあるうちの中間グレードST-Gで391万円という驚きの値段。

もはや高級車の部類ではないのか。

FFならもうちょっと安いものの、寒冷地なのでAWD一択。

しかも、実際に私が買う場合はスリーラスターや点検パックもここに上乗せするので値引きがなければ乗り出し400万円を超えます。

ちなみに去年買ったG4はその辺含めて320万円でした。

先代末期モデルを狙って正解だったか…



そしてクロストレックの方はグレードが2つしかないので下の方にすると、インプレッサよりもやや安めに。




なんか見た目もほとんど変わらないですね。

どうせG4はなくなったし、新型はインプよりこっちの方がいいかも。

とはいえやっぱり400万近くなるのは避けようがなく、今後のスバル車の乗り出し価格は400万円~を想定しておかねばならないようです。ただこれが他社同クラスより高いかというとそんなこともなく、Cセグメント以上の新車そのものが庶民から離れていくのではないかという気もします。



また、どうせ400万も出すなら別の選択肢も視野に入ってきます。






この辺はインフレが本格化する前から売っている車種なので、インプレッサ/クロストレックより車格が上ながらも乗り出し価格が同じくらいという現象が起きています。ま、これらもモデルチェンジしたら乗り出し価格500万円近くなる可能性は高いと思いますね。



日本人の収入も…いや他の日本人のことはどうでもいいのですが、私の収入が今後上がって行かないと、もう純正スバル車には乗れない…という日がやってきてもおかしくない雰囲気です。



会社の昇給はアテにできないんで米国株で何とかするしかないわけですが、また大きな銀行が破綻したりなんだりで今朝は前日比マイナス255,500円ですよ。今月の労働がたった一日で無駄になったも同然なのではないか。いいのかこんなことで。当面米国株市場が良い雰囲気になりそうな気配も感じられず、つらい局面ですね。



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