ネット広告はもう限界

 

このブログには広告は貼っていませんが、映画ブログの方にはアマゾンアソシエイトとグーグルアドセンスを導入しています。



が、昨年10月あたりから広告収入がガタ落ち。

それはもうひどいものです。

と言っても元々アマゾンアソシエイトで月600円、アドセンスで月1000円もあればいい方だったんですが、今ではどっちも300円いくかどうかぐらいになってしまいました。いきなり搾りすぎでしょう。これは悲しすぎる。小学生のお小遣いより少ないのではないか。



アマゾンはもうアソシエイト自体を辞めようとしている気がします。商品の画像リンクを生成できなくするなんて相当思い切った変更ですよ。膨大な過去記事に貼ってあるジャケ絵のリンクが消えたのをどうしてくれるのか。テキストリンクはまだかろうじてあるとはいえ…



そもそもPV数自体がガタ落ちしているというのもあります。これはうちだけではなくよその映画ブログでも同様に昨年10月から半減したとの記事を見かけたので、やはりグーグルの仕様変更が影響しているようです。以前から推進されていた、検索における企業サイト優遇がより強化されたということですね。まあ、今どき個人ブログで映画感想なんて書いてるマニアも少ないですからね。みんなSNSに行っちゃったし。



あと映画関係の広告は単価がめちゃくちゃ安いんですよね。映画好きはあまりネットで金を遣わない傾向にある気がします。わざわざブルーレイを買い漁る人はもう絶滅危惧種だろうし、せいぜい300円くらいで動画をレンタルするくらいか。それでもレンタルするならまだいい方で、普通の人はわざわざ課金して得体の知れない新作謎映画なんてまず観ようとしないし、サブスクで無料の映画を漁る人の方が圧倒的に多い。



だいぶ前に、何かの経済誌のコラム記事にたまたま私のブログへのリンクが貼られたことがあり、その時は一日で2000円の収入にもなったことがあります。経済に興味のある人が来るだけでこんなにも変わるのかと。ということは映画ブログではなく株ブログなら人さえ来ればまだ個人でも稼げるのでしょう。まあ、既にクッキーを使ったターゲティング広告は禁止される流れなのでもう微妙なのかな。



また、最近は広告ブロッカーを入れる人もかなり増えているようです。なんせ悪質な広告があまりにも増えすぎました。コンテンツを覆い隠す全画面広告とか動画広告とか、正気の沙汰とは思えません。消しても消しても出てきたり、誤クリック狙いの挙動をされたらそりゃブロックしたくもなるわと。私も一応ブロガーなので広告ブロッカーだけは入れるまいと長年我慢していたのですが、この前つい耐えきれずにVivaldiの広告ブロック機能をオンにしてしまいました。パソコンだけですけどね。



しかしブロックしても「解除しないと見せませ~ん」なんてメッセージを出すサイトが出てくる始末。解除したらしたで広告がコンテンツを覆い隠すだけなのでどっちみちコンテンツは見せてもらえません。もうね、そういうサイト自体がいらない。存在自体が邪魔。でもそういうサイトが検索上位に出てくるという罠。まあ、グーグルに投資している身としてはそれがグーグルの利益になるのであれば目をつぶるしかございませんが。



コメント

オペラ さんのコメント…
何か別の記事でS&P500とオルカンの資金流入額が投資信託全体の7割を占めるというのを見ました。興味深いのはこの2つに関して私自身、しつこい広告やテレビCMなどを一切見ていないということです。すなわち、これらの情報はSNS上のクチコミを通して広がってるということです。

私見ですが、ネット社会も成熟期に入り、利用者も洗練されてきて数うちゃ当たるネット広告に対して慣れてきたのだと思います。利用者側のリテラシーが上がってくれば広告費に対する売り上げも下がってきます。従って広告も減らざるをえない。

これからはパレートの法則に則った富裕層ビジネスが再び日の目を浴びるのではないでしょうか。
岩石入道 さんの投稿…
>オペラさん

もうすっかりインデックス投資派が主流になって
個別株やる人はあまり見なくなりましたね。
数年後には今年から始めた人に追い越されてたりして。
あれを殊更宣伝していないのは手数料が安すぎておいしくないから
っていうのもありそうですね。


自己主張の強すぎる広告って逆効果だと常々思ってるんですよね。
それとも悪名は無名に勝るということなのか。
リテラシーがついてブロッカー使う人が増えたらその辺も変わってくるのかなあ…

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