岩石入道のろくでもない休日
札幌の屯田にあったイトーヨーカ堂が閉店し、先週からロピアという本州からやってきた激安スーパーがオープンしています。
札幌のスーパー事情はここ1年で激変しています。ヨーカ堂の他にも西友が全店つぶれてなくなり、全てイオン系に入れ替え。ドミナント戦略か?と思うくらいどこへ行ってもイオンまみれになってしまいました。グーグルよりこっちの方がよほど独占禁止法に抵触するのではないか。あとは生協とアークスが圧倒的多数。どこへ行っても同じスーパーばかりで飽き飽きします。こうなると日々の買い物がつまんないんですよ。
その点ロピアは道内初出店という新鮮味があるせいか、とんでもない勢いでお客が殺到しているそうです。駐車場に入るだけで3時間待ちとか。その後店に入ろうとしても人多すぎで入れないとか。いくら激安かつ物珍しいとはいえ、たかがスーパーで買い物するためにそんなに並ぶだなんて狂気の沙汰と言う他ない。これだから田舎者は困りますね。
なので私はロピアに行くつもりはないのですが、激安スーパーと言えば近所に「マンボウ」なる有名店があるのを思い出しました。結構長い事札幌に住んでるのに未だに行ったことがない。今日は何の予定もない休みだったので試しに行ってみることにしました。
その前に、その近くにある「まるふじ」でラーメンを食べたんですが、ここでちっとばかり不愉快な思いをさせられました。カウンターで隣に座っていた若いマイルドヤンキーが、平日の昼間からビールを飲みながら常連面して店員に馴れ馴れしく絡んでおり、それだけでも居心地が悪いのに、スマホが鳴って奥さんと喋り出したかと思えば今度はデカい声で夫婦喧嘩を始めるっていう信じがたい蛮行。
そのうえ切ってからもグダグダと店員に「~~なんだけど、オレが正しいよな?」とか何とかそのことを具体的にグチって己の正しさをアピールしながらビールを飲むという絵に描いたようなDQNムーブをかましやがっていたのです。ちなみに喧嘩の原因はサッカーがどうのこうのと言っていたのでフーリガン種の蛮族かもしれません。
こんなやかましいバーバリアンが隣にいてはおちついて食事を楽しめるはずもない。途中から他の客誰もいなくなったし。テーブル席に座ればよかった。なぜあのような悲しきモンスター常連カスハラ野郎が生まれてしまうのか。まあ、誰もいなかったらいなかったで静寂の中ひたすら店主に見つめられてラーメンをすするのもそれはそれで居心地悪いんですけどね。
一応言っておくとこの店のラーメン自体は普通においしいです。
そんな感じだったのでさっさと食べてさっさとマンボウへ向かったのですが、こちらでもあまり愉快な体験ができたとは言えない。平日の昼間なので普段よりはかなり空いてる方だと思われるものの、それなりに大量のおばさんとおじいさんで狭い店内がごった返しており、全く落ち着いて買い物ができる空間ではなかった。路上でもそうだけど、おばさんとおじいさんの動きはランダムすぎて下手すると小さな子供よりも予測がつかないのです。なぜ彼らはいちいち私に向かって体当たりをかまそうとしてくるのか。急に振り返ってこちらに向かってこられるともうゾンビかよと突っ込みたくなる。
激安店の生鮮品はなんだか怖くて買う気がしないのでお菓子とかの加工品を見て回ってみたところ、確かに他の店より1~2割は安い感じがしました。これはスーパーの利益率を思えば確かにすごい。客が殺到するのもわかります。…とはいえ、あの鬱陶しい店内を回ること自体が私にとっては罰ゲームみたいなもんなので、確実にもう二度と行くことはないでしょう。別に店に非はないんですがね。
まあ、冬の休日はたとえつまらなくてもイオンか生協かアークスで買い物して、あとは家に引きこもっているのが一番ですね。これから春になるまではインドア趣味を充実させる方向でいこうかなと思いました。
コメント
地方のスーパーに行っていつも思うのは「デカイな」です。多分東京のスーパーが小さいのでしょうが。地方のスーパーは一階だけで店内面積がとにかく広いですよね。それで大きいと思うのかもしれません。
ちなみにですが、ある統計学の試算によると世の中の3割がいわゆる「変」な人らしいので、野生のDQNのエンカウント率はまあまあ高いものなのです。
北海道はみそが有名だと思いますが、岩石入道さんはみそ好きですか?
去年静岡でベイシアに入った時は北海道と大差ない印象でしたが、東京のスーパーまでは見なかったんですよね。
野生のDQNのエンカウント率(笑)、まあそういうものかもしれませんね。私も変な人と言えば変な人ですしね。あのモンスターは、私は客として出くわしただけだからまだいいけどお店の人がかわいそうでした。
確かにラーメン屋ではみそを食べることが多いですね~