インフレが収まる気配なし
昨晩の米国消費者物価指数は予想より高い数値が出て株価は下げ、為替はドル高円安に振れました。
↑この先物と為替の極端に対照的な振れ幅をここ数年でもう何十回見たことか…
ある意味もう慣れっこですが、これだけ金利を上げてきても未だに前年同月比+3.0%っていうのは相当マズイ気がします。利下げを織り込んでいるであろう株価にもそのうち大きな調整が入ってきそうです。米政府の債務が急増している問題もいい加減やばそうだし、レイ・ダリオ氏はそれによって米国債の需給バランスが崩れることを危惧していました。そうなると世界経済は大混乱必至…とは言っても私もそこまで想定できないので、やはり今年はディフェンシブ株に注力すべきかなとは思いますね。本当は金とかが一番いいんでしょうけど。
トランプ政権は財政赤字の大幅削減を目指して大鉈を振るってますが、中でもCIAの全職員に対して早期退職を勧告したのには驚きました。CIAって別に無くても困らない機関だったのか?ディープステート陰謀論は本当だったのか?と。完全に潰すってわけじゃないにしても、一時的には相当弱体化しそう。しかし考えてみれば日本にはCIAみたいな情報機関は存在しませんね。その代わり東京はスパイ天国だという話も聞きますが。
CIAはJFK暗殺にも関わっており、その文書が公開されることも今回の件に関連しているとかいないとか。自分的には内容そのものよりその文書が500万ページもあることが気になってしょうがない。そんなもん全部読める人類などおらんでしょ。あれはそこまで入り組んだ陰謀だったのか。その文書を全部積み重ねたらスカイツリーくらいの高さにはなりそうですね。
とはいえ、現実のCIAが具体的に何をしているのかなどあまり気にしたことがない。大体表に出てくるのは悪事がバレた時というイメージがあります。ウォーターゲート事件やイラク戦争に至る情報操作など。それ以外で印象に残ってるのはイランの米大使館人質事件ぐらいかな。映画ではしょっちゅう出てくるので何となく好印象があったものの、そのうち何割かはプロパガンダなんでしょうね。例えば「アルゴ」とか。そういうシリアスなやつじゃなくても、舐めてたら実は強かった系アクション映画の主人公の肩書が元CIA工作員であるパターンがやけに多いし。でもフィクションの中で一番よく見かけるのはゴルゴ13ですかね。
wiki情報でアレですが、CIAの主な活動内容を調べてみるとこんな感じでした。
・米国に友好的な政権樹立の援助
・米国に敵対する政権の打倒、指導者暗殺
・外国部隊への拷問指導
・外国のスパイ獲得、養成
・外国での情報操作
・外国へのサイバー攻撃
・反政府組織の援助、育成
何となく知ってはいたけど、こうして改めて活動内容を眺めてみると途方もなく邪悪な組織です。こんな活動が許されていいのか。内政干渉が多すぎではないか。確かに一旦ぶち壊した方がいいのかもしれない。とはいえ今回はスリム化した後にトランプの都合のいいように作り変えるんだろうし、どこの国も似たような諜報機関は持ってますよね。
コメント
インフレ、ほんとに終わる気配がありませんね…。ガソリンや食材の値上げがひどくて、そろそろ「ハイブリッド車か、家計破綻か」の選択を迫られる時が来るのかもしれません(笑)これからはディフェンシブ株に注力するしかなさそうですね。
CIAの500万ページ文書、読む気を失わせる戦略かなと思います。あれ全部読めるの、ゴルゴ13かDr.ストーンの千空くらいじゃないですか。
昨日のコメント返しもありがとうございました!次の記事も楽しみにしてます!
ガソリンや食材もですが、ハイブリッド車の価格もやたら上がりまくってるのがつらいところですね。
まあ、いざとなれば軽自動車があるけど…軽も今どきのやつは結構お高い…
500万ページは物理的にどんな量だか見てみたいもんですね。
しかしその2人も必要のない無駄な資料は見ないタイプじゃないですかねえ、石化中なら暇つぶしに読むかもしれませんが。