持ってて良かったIBM
先月末に発表されたIBMの決算は利益がアナリスト予想を上回り、株価は10%超上昇しました。
素晴らしい垂直上昇ぶり。
IBMといえばコンピュータ黎明期から存在する企業で、一応ハイテク銘柄とはいえ成熟し切って高配当化し、かなり長いこと停滞していました。私の会社でもフロッピーだの磁気テープだのを使っていた頃は取引があったんですが、それらが廃れた今ではすっかり聞かなくなりました。時代についていけてない老舗とみなされていた。それが今ではAI、ソフトウェア部門に舵を切って上手くいっているようです。
今のようなAIブームが来るずっと前からIBMはワトソンとかいうAIを開発していたことは知っていたので昨年初めに新NISAで投資してみたわけですが、そこから見ると+70.48%(円建て)と相当すごい成績。同時期に投資したエヌビディアは+77.72%なので大して変わりません。何なら高配当な分だけIBMの方が安定感がありお得のように感じられます。ハイテクとオールドエコノミー両方の性質を併せ持つ稀有な銘柄。何より自分が買った途端に停滞期を脱してアゲアゲモードに入ったというのがうれしい。いつもだと完全に逆なので。
ただワトソンはあくまで企業向けであって一般人には縁がないのであんまり話題にはなりませんね。AIブームとはいえChatGPTなどの大規模言語モデルとは競合しないのか、ディープシーク・ショックにも影響は受けてませんでした。
IBMはワトソンだけでなく量子コンピュータの領域でも最先端を走っているようなので、まだまだ将来有望ではないかと思っています。難しすぎてよく分からないんですけどね。AIも量子コンピュータもSFの世界のものだと思っていたらいつの間にか現実化しつつあり、恐ろしくも楽しみというか。今後の人類の命運を握っていると言っても過言ではない技術です。
まあそうは言っても新NISA開始組で上手くいってるのはIBMとエヌビディア、あとはせいぜいVYMぐらいであとは壊滅状態なんですけどね。
ステランティスとゲスはもはや腐敗したゴミクズと化しているし、モンデリーズもイマイチ。シェブロンとゼネラル・ミルズが何とかトントンといった具合。新NISA開始組に限って言えば3勝3敗2分です。
↑IBM & NVDA のイメージ画像
↑それ以外の銘柄
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