関税ショックの中、持ち株の状況をチェック

 

今日は映画館へ「アマチュア」か「プロフェッショナル」を観に行こうかと思ってましたが、どちらも意外と混んでいるし天気も悪いので大人しく家にいることにしました。



ということで、今日はトランプ関税ショックの中なにがどれだけ損しているのか?を見ていきたいと思います。


グラフは全て年初来でのものです。




オペラ




年初来マイナス21%となっていますが、オペラ的には通常営業と言えます。この程度の下げなどオペラ株ではよくあることです。

むしろ4月からの下げ幅が非常に小さいことを評価してあげたい。

まあアメリカ企業じゃないから関税とは直接関係ないのか。




アップル




人類史上最強銘柄のアップル株が、年初来でみるとあろうことかオペラ株とどっこいどっこいのマイナス21%となっています。iPhoneは関税の影響をモロに受けてしまうので大ピンチ…かと思いきや昨晩になって急にスマホは関税の対象外にするなんてトランプが言い出したので、マンデーはかつてない爆上げが予想されます。





アルファベット




関税というよりは貿易戦争に伴う景気悪化の煽りを受けての下げ?スマホ部門ではレイオフが始まっているという報道もありました。その一方でデータセンターに750億ドルも設備投資するとか。その選択が正しいのか凡人には分かりませんが、予想PERが17倍にまで下がっているので米国の未来を信じるなら買い時ではないかと思います。





ベスト・バイ






今回の関税騒ぎで一番打撃を受けているのが小売業なんですよね。いつか買おうかと思ってウォッチリストに入れていたディスカウントストアのターゲットも同じくらい下げています。まあそりゃ結構な割合で輸入した商品を売っているわけで、影響が大きいのも当然ですよね。売れなくなるのも苦しいけど、買えなくなる消費者はもっと苦しい。そこが問題になってきたら関税を緩和せざるを得なくなるので、小売業総悲観状態の今こそ買い時かもしれません。私は余力ないけど。





シェブロン





年初来ではそんなに悪くないけど、関税発表からの垂直落下ぶりがひどい。世界景気減速懸念で原油価格が急落したせいか。無事含み損に転落したのでいくらか買い増ししておきました。シェブロンはリーマンショックだろうがコロナショックだろうがお構いなしに37年も連続増配しているので多分大丈夫でしょう。






ビザ






こちらも景気敏感株で暴落するのかと思いきや意外と耐えてる。景気悪くなったら決済額も落ちそうなもんですが、大丈夫なんでしょうか。ところで、三井住友VISAカードのスマホタッチ決済だと7%ポイント還元!ってよく宣伝してるけど、あれは一体どういう仕組みでそんな破格の還元をしてるんでしょうか。オリーブ?なら20%還元!と宣伝しているのも見かける。あまりにもうまい話すぎて何か落とし穴があるとしか思えないんですが。





ペプシコ





ここ2年くらい下げ続けていた銘柄。関税発表後もそれなりに鋭角的に下げていますが年初来で見ると大したことなく、それなりにディフェンシブ。食品メーカーは関税あまり影響ないのか?ゼネラル・ミルズなど他も大体こんな感じで推移。




ドクターペッパー





そんな中、関税も景気減速懸念もインフレも無視して上昇するドクターペッパー。

素晴らしいの一言ですな。

2月~3月は大株主が株を売ったとか、取締役が3人も辞任したとかでかなりゴタゴタしていたのですが、やはり米国民の心に根ざした飲料を製造しているメーカーは強い。とはいえそろそろ健康飲料版のドクペを出してほしいとは思っています。今のダイエットドクペは人工甘味料が強すぎるので。





P&G




これだけ歴史的な荒波にも関わらず、年初来でほぼ変動なし。ディフェンシブ株の代表的銘柄とはいえこのボラティリティの低さは凄い。安心して握っていられるというか持っていることを忘れるほどです。





ベライゾン




大体下がってるところしか見たことない銘柄ですが、純粋な米国内需株とあって今回のような状況だとむしろ上げてきます。それ以外にも、グーグルAIアシスタントのおかげで顧客サービス担当者の売り上げが急増しているといった要因もあるようです。





アルトリア




依然としてタバコ株のターンが継続中。米国の規制当局がタバコのニコチン濃度に厳しい上限を設ける案を出したり、VAPEとの競争が激化してたりとそんなに良いニュースが出ている印象はないんですがね。





モンデリーズ




なんでこんなにイイのか分かりませんが、とにかくイイようです。

JPモルガンが目標株価を64ドルから74ドルに引き上げました。

地理的なエクスポージャーが評価されてるとか…具体的にはよく分かりませんが、まあ調子がいいなら何でもいいです。カカオの高騰が気になるところでしたが、代替チョコレートの研究も進められているとか。

そういえばリッツのレモンサンドなる新製品も出てましたね。





ダウ・インク




ただでさえ何年もダラダラ下げ続けてるのに関税ショックでさらに垂直落下…ハッキリ言ってクソッスね。見事に半バガー達成です。いくらなんでもそろそろ底値なんじゃないのか?ヤケクソで買い増したい気持ちを何とか抑えているところです。









小売業並みに関税の影響を受けるアパレル株。

それでも4月からの下げは大したことない方か。

単にこれ以上下げる余地があまりないとも言えます。13ドルで買収されそうだと報道されてるのに9ドル台まで下がるのがそもそもおかしい。配当利回りなんてもう12%超だぞ!配当取りで買えばいいだろ!と言いたくなる。ちなみに配当落ち日は4/16です。




ステランティス




また30%ダウン…こいつらクソッスね。

しかしその中でもこいつは真のクソ株・オブ・クソ株と言えます。なんせ私の損益が驚愕の

「マイナス63.41%」



改めてみると為替損もないのにこれはえぐい!


ちなみに

オペラはマイナス35.72%、

ダウ・インクはマイナス45.35%、

ゲスはマイナス59.25%


となっております。

ひとつひとつは大したポジションではないとはいえ、全部集めると数十万円単位の損失なのでかなり足を引っ張られてる。

こんなゴミ買ってる余力があるなら、その分モンデリーズやドクターペッパー買っておけば良かった。



コメント

オペラ さんのコメント…
運が良いのか、悪いのか、私は引っ越しがいそがしくてトランプ・ショックを目の当たりにせずにすんでいます。それでも持ち株は緑色ばっかりですが。

引っ越し直後はやることが多いですね。特に地方は。家賃の支払いに地元銀行の口座がいるくせに、銀行では地元に住んでいる人じゃないとだめとか。どうしたらいいんだ。銀行で大分ゴネたら作れました。
岩石入道 さんの投稿…
>オペラさん

こういう時はいっそ見ない方がいいですよ。底はまだ先かなあと思いますが、それまでも激しく上げ下げしそうだし、焦って動いても損するだけのような気がします。

引っ越しの手続きは何度やっても面倒ですよね。
しかし家賃の支払いで地元銀行口座が要るとは…手数料の問題で指定されるのかな?
最近は口座売ったりする不届き者がいるせいで新規口座開設も結構厳しいみたいだし、大変ですね。

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