ブラックマンデー/スーパーコンボ





先週にあれだけ下げたんで今日あたりデッドキャットバウンスになるかな?とちょっとだけ思ってましたが全くそんな気配はなく、普通にブラックフライデーからブラックマンデーの高火力コンボを叩き込んできそうな気配です。



日本株の下げ方が物凄いですね。日経平均はもう昨年8月のブラックマンデーの底値に近いところまで来ています。これは1988年末頃に近い数値でもあり、そう考えると何もそこまで下げなくてもいいような気が…。同時期のS&P500なんて277ポイントですからね。



米国株の方はもうFear & Greed Index が「4」までFear側に振れてるほどだし、VIX恐怖指数もコロナショック以来5年振りとなる50ポイントオーバーまで上がっています。それ以前となるとリーマンショックまでさかのぼらないと50超えは無いので、今回は本当に歴史的な暴落ということですね。



自分も2回目の大暴落を経験するほどの投資歴になったんだな…とちょっと感慨に耽ったり。今は「過去に例のない状況」ですが、そうでない限り暴落などしないのでむしろ当たり前。米国株がこれまで何度も「例のない状況」による暴落を乗り越えてきたことを考えれば、今回も例外ではないだろうと思えます。



今日か明日あたり、Fear & Greed Indexが「1」まで下がり切ったらもう底値に近いと勝手に考えています。どんだけ最悪に下がってもS&P500で言えば4000ポイントぐらいなんじゃないですかね。3000までいくと高値から見て50%ダウンなので、さすがにそこまではトランプもアメリカ国民も耐えられないでしょう。日本より投資人口が遥かに多い国だし。



トランプがなんであんな無茶な関税政策をやってるのかは人によって様々な説が唱えられていますが、私が一番「こうであってほしい」と思うのは政府債務の利払いが高金利で持続不可能になっているため、一旦わざと株安に持ち込んででも金利を下げることを選択したという説ですね。なんせ好景気と株高を続けたまま金利を下げるとどうしてもインフレが悪化するわけで。



そのためには一時的な株価暴落と景気悪化は必要なことなのだ、と言われればまあそうかなと納得もできます。バブルが膨らみ続ける方が怖いですしね。トランプが「今はチャンスだ」と言ってるのは、後で株価は騰がるようにするつもりだからという話なのかと。ただ、関税のせいでインフレが悪化したらどうすんのかなーとは思いますが…まあそこら辺は、当たり前ですが私なんぞより米国政府の方が分かってて色々考えているので多分大丈夫でしょう。今はトランプを始め、アメリカ政府を信用していない人が多く見えるし、私も前の記事では色々書きましたが、何だかんだ言っても彼らが世間で言われているほど馬鹿だとは思えないです。



ということで、少ない余力でも何か買っていこうかなと思ってますが…

私が信頼しているペプシコ、ゼネラル・ミルズ、モンデリーズ、ドクターペッパーなどの食品系や、ホームデポ、IBMあたりはあんまり下がってないので今買ってもそれほどおいしくないんですよね。かと言ってダウ・インク、ベスト・バイ、クラフト・ハインツらへんは減配しそうでちょっと怖い。投資信託は自動積立になってるし、個別株はやっぱりもう少し様子見するかな。





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