実用系ブログがAIの養分にされている模様
2025年4月の投資成績は-1,088,888円でした。
初めて単月で7桁万円も損したな…
まあそんな取るに足らない出来事はさておき、ブルームバーグの有料記事に「グーグルの検索変更でクリック数が激減している」とアメリカのブロガーが嘆いている記事を見ました(と言っても無料の部分しか読んでないけど)。
なんでもその人は住宅リフォームDIYを指南するサイトの運営者で、2024年の4月以降グーグルからのトラフィックが70%以上も減少していたそうです。原因としてはグーグル検索結果の最上部に表示されるAI回答でみんな用が済んでしまっているからではないかとの話でした。これは以前から危惧されていたことです。
私はまだあのAI回答そこまで信用してないんですが、こうなると個人の発信者は悲惨という他ない。上澄みの情報だけとられて自分のところには誰もやってこない。発信する意義がなくなってしまう。この人はyoutubeに活動の場を移したとのことですが、本当にそれで解決する問題なんでしょうか。それすらもAIの養分になりそうな気がする。
グーグルが個人サイトを弾くようになったのは2023年の夏頃からで、AI生成回答の実装によってさらに拍車がかかっています。謎映画の感想はAIに生成してもらってもしょうがないのでまだましな方かもしれませんが、もっと実用的な何かを解説するようなブログは相当厳しいとみえます。
私は今ブックマークしてくれてる人が継続して読んでくれてればいいやぐらいの気分で運営しているのでここ最近はアクセス数の分析など特にしていなかったのですが、今回久々にチェックしてみると確かにグーグル経由でのトラフィックは激減していました。
↑ここではなく映画ブログの方のデータですが、どこから流入してきたかの統計です。
開始当初から今までの累計で見るとやはりグーグルが圧倒的に多く、8割以上を占めています。
ヤフー検索も実質的にグーグルと一緒なので9割以上か。
ちなみに左のグラフの灰色部分は「不明」なので大半はどこから来たのかよく分からないみたいです。
↑このデータを過去12か月に絞ると、グーグルから来た人の割合はかなり減っています。ツイッターとかはてなブログからの割合が相対的に大きくなっている。これもしツイッターやってなかったらだいぶ寂しいことになってたな。
こうしてみるとやはりグーグルというひとつのプラットフォームに依存するのは非常にリスクが高いと考えられます。そのうちAIが謎映画の内容を要約できるようになったり、それっぽい感想を出力する日も遠くはないのかもしれない。そういう楽しいことは人間がやるから、それより仕事とかの楽しくないことを先にやれるようになってほしいんですがね。AIが私の仕事を全部やってくれるのであれば、月額10万でも20万でもお支払いする意思があるというのに。グーグルを始めとする巨大ハイテク企業はそこに莫大な利益が眠っているのだと早く気が付いて欲しいなと思いました。
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