己の保険リテラシーの低さが露呈

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…で、ここからが今日の本題。私は金融リテラシーについては少しは身に付いたつもりでいましたが、保険リテラシーは普通より著しく劣っていたことが判明してしまいました。

まず、今年の健康診断の便潜血で引っかかってしまったのが事の始まりです。これは便潜血2日法と言って2日分の便に血が混じってないか検査するのですが、なんと今年は2日とも陽性反応が出ました。

1日分ならともかく2日ともとなると、けっこうな確率で大腸ポリープなりガンなりがあるらしいです。まあ仮に最悪大腸ガンだったとしてもステージ３までなら大体治るらしいし、体調的にそれ以上の進行ガンとは思えない。それよりは単なるポリープや痔の可能性が高い。というかすでに痔持ち扱いされています。そりゃガンよりはいいけどさあ…

もちろん偽陽性とか、あるいはたまたま腸が炎症を起こしていたとかで今は何ともない可能性も充分あります。

なのでそれ自体はそこまで心配してないんですが（検査時の苦痛の方が不安）、大腸内視鏡検査の予約に行ったところ、もしポリープがあればその場で切除するので日帰り手術扱いになり保険が使えると言われました。手術した場合の費用は２～３万円。何もなく検査だけなら６千円くらいとのこと。

で、私が入っている保険は道民共済の「総合保障2型」というやつでした。20代のころ適当に加入してそのまま何も考えずに継続してたものの、内容についてはとっくに忘却の彼方。ちなみに掛け金は月額たったの２千円。しかも割戻金もあるし年末調整で半分戻ってくるしで実質的には月900円くらいしか払ってないんじゃないでしょうか。

しかしこれが罠。なんとこれはどんな手術にも一切対応していないという。内容的には以下のようなもの。

（https://www.hokkaido-kyosai.or.jpより引用）

病気の場合は入院以外ほぼ何もなし。

病気死亡で400万って誰が受け取るんだ。

なんてこった…。

これなら入院保障型にしておけば…！

↑こっちの方が明らかに独身向きじゃないですか…掛け金同じだし…。

こっちなら今回日帰り手術になっても５万円もらえたのに。

どうしてこんな使えない総合保障型なんてのにしてしまったのか。つーかこれのどこが「総合」なのか。たぶん「人気No1👑」の文字だけで安易に判断してしまったのでしょう。一番売れてるやつなら間違いないと。検討するのが面倒な時、人は右ならえで安心しがちです。

しかし過ぎたことを悔やんでも仕方がない。今回は諦めるとしても次何かあった時のためにコースは変更しておきたい。と思って問い合わせたら、検査して何ともないと診断されてから１年経たないとダメなんだそうです。そりゃそうか。でもそういうことすら知らなかった。無知は損。しかも数年前から仕事のストレスで不眠に陥ってメンタルクリニックに通院しているのですが、それもイカンようです。今はほぼ解消されたとはいえ一応まだ薬飲んでるからなあ…

で、周囲に保険のことを訊ねてみたところ、大抵みんな月３～４万円もの保険に加入していることが判明。独身の人もですよ。今更ながら信じられない。うちの安月給でさえそんなお高い保険に入るのが常識だったなんて…！？

でもあれですかね、年末調整で半分以上戻ってきたりしてるんですかね？あるいは老後に満期を迎えたらある程度戻ってくる保険なのか。

保険のことなんて誰も教えてくれないし、普段話題にもならない。保険勧誘員はみんな詐欺師に見えるからどうしても避けがち。

ま、これは投資にもそのまま当てはまりますけどね…。

何にせよ、月２千円のゴミみたいな保険で安心していた私がアホだったということです。今更取り返しがつかない気もしますが、保険の窓口とかに相談しに行った方がいいんでしょうかね。