11月前半の米国株は驚異的な上昇

ということで、オペラ株に足を引っ張られながらも私の米国株式資産もめでたく今年最高値を更新いたしました。11月前半だけで60万円増えており、年初来だと驚愕の＋27.27％…やはりこういう上昇を逃さないためには市場に居座り続けることが一番大事ですね。まあ、あくまで円建て価格での最高値であってドル建てでみれば未だに2022年4月のピーク時を超えられてないんですが。なんせドル円だけで年初来＋15.5％なので…。

ここ一年半くらい感じていたのは、米国株は上がりたくてしょうがないんじゃないかなってことです。今まで金利上昇で頭を押さえつけられてきたけど、その圧力がなくなればモリモリ上がっていきそうな匂いがします。Fear & Greed Indexもまだニュートラルで過熱感はない。去年の年末は散々だったけど今年はちゃんとクリスマスラリーが来てくれるかな。

米国株指数は長いことヨコヨコのレンジ相場になってましたが、インフレで物価が上がりまくってる環境のアメリカ人からすれば実質的にはかなり下がっているも同然の株価なんじゃないですかね。そこらへん日本人との感覚がだいぶ違いそうなので見誤らないようにしたいところです。

ただインフレが収まって金利がこれから下がるとなると、いずれ円高基調にはなってしまうのでしょう。なので、たとえ米国株がこれからさらに爆上げしたとしても1ドル125円とかになってしまうと円建てでは結局大して儲からない。それどころか損をする可能性すらあるので過度の期待は抱かない方がよさそうです。

あと心配なのはリセッションがいつ来てしまうのか…ということですが、大体みんな来年か再来年には来るであろうと予想しているのでとりあえずそのつもりでいればいいのかなと。予想されているうちは来ないような気もするけど、他にも地政学リスクや大統領選もありますしね。まあ何らかの懸念、火種は常にどこかにあるものだし、株安円高のダブルパンチが来るなら来るで追加投資しやすくなるとも言えますので、せいぜいその時まで現金をためておこうかなと思います。