個別株投資でも発揮されてしまう収集癖

 

私は困ったことに少しでも気に入った物は手放せず溜め込んでしまう気質があり、特に本・CD・DVD・BD・ゲームについてはもう秘蔵のコレクションがダンボール50箱分ぐらい蓄積しておりました。上の画像は今の住居に引っ越してきた時の様子です。

…と言っても別にこの後片づけたりはしていません。次に引っ越す時のためにダンボールに入れたままです。以前はいちいち本棚に並べて悦に浸っていたけど、引っ越しが多くて面倒になっちゃいました。

とはいえうちが全部こんなゴミ屋敷というわけではなく、独身で2LDKに住んでいるため一部屋は丸ごと物置扱いしているだけです。リビングと寝室はまあまあ普通に片付いた常識的な部屋になっています。

しかしいい加減引っ越しのたびにこんな途方もない数のダンボールを運ぶのが負担でしょうがない。下手すると家族持ちよりも引っ越し代がかかるし。そのため、今年になってからはメルカリやブックオフで少しずつ売り払っています。ツイッター（Ｘ）の映画垢がしょっちゅう円盤コレクション自慢をしているのを横目で見ながらレアな円盤を高値で売却。まさか「ワナオトコ」や「スラッグス」があんなに高騰してるとは。金が入ってくるのはうれしいけど、映画マニアとしてうしろめたい気持ちになるのも否定できない。

他にもレトロゲームもなかなかの高値で売れますね。私は昔アーケードのシューティングゲームが大好きだったので懐かしのセガサターンやドリームキャストへ移植されたアケシューを色々コレクションしております。が、いくら大好きとはいえもう本体が寿命で壊れてプレイのしようがなくなって久しい。ということで断腸の思いでそれらも売却することに。

現行機種に移植される見込みがあればそんなにためらうこともないんですがねえ。「ボーダーダウン」とか「マーズマトリックス」とか「ギガウイング２」とか久しぶりにやってみたい。まあ今やっても3面もクリアできないで投げ出すだろうけど。来月は「怒首領蜂大往生」がやっとこさswitchとPS4で出るから頑張って一周目くらいはクリアしたいところです。

こういった本・CD・DVD・BD・ゲームを売り払う気になったのは年々デジタルで保有できるようになってきたからというのも大きいです。異常にかさばる現物より電子書籍やデジタルミュージックの方が気楽に集められる。私のkindleライブラリも既に5,000冊近くになってきました。映画は本当に気に入ったもの（とコンマビジョン作品）だけ円盤で持っておき、あとは心の中とブログに刻み込むだけでいい。映画ブログをやることでそんな風に思えるようになりました。…コンマビジョンのはそんなに欲しいわけじゃないんだけども。

この収集癖は個別株投資でも発揮されてしまっています。なんせ個別株を保有することはその企業の一部を保有するに等しい行為。そんなもん、一旦始めたらあんな企業もこんな企業も欲しくなるに決まっています。私は24銘柄＋ETF２つの合計26銘柄も保有していますが、これでもまだ全然収集欲をガマンしている方だったりします。ウォッチリストには100銘柄くらい入ってるかな。

コレクターってやつはメジャーなモノよりもマニアックなモノを所有したくなる生き物ですからね。しかし株についてはメジャーなところを充分押さえておかねば儲からないのでマニアックな企業に注げる力はごく限られてしまう。まあそれでも買うんですけどね。ドクターペッパーやオペラ株みたいなやつを。

既に持っている株を買い増すよりも新しい銘柄を買う方が楽しいんです。VOOかSPYを持っていれば500銘柄持ってるのと同じだよと言われるかもしれませんが、それは何か違うんだよなあ…