個別株でもいいじゃない

 

マイポートフォリオの米国株28銘柄が驚くべきことに全て含み益になっています(※オペラを除いて)。

今は何を買っても儲かる極めてイージーな相場と言えます(※オペラを除いて)。



適当に選んだステランティスでも+16.59%とやけに好調だし、ゲスだなんて名前の響きだけで買ったわけわからん銘柄ですら+12.26%ですよ。わけわからんけど買い増ししたくなってきましたでゲス。



しかし、2022年4月にもこういうことがあったんですよね。

何を買っても儲かり、すべてが含み益になるという夢のような状況が…。



2022年はその後S&P500が-19.44%と景気後退スレスレの弱気相場に陥ったわけで、当時の記事を読み返すと暴落を警戒してますし、実際その後かなり痛い目にあっていたことがわかります。2020年2月も同様ですね。なのでこの現状はどうしてもフラグのように感じてしまいます。まあ下がってもどうせ回復するから売ったりはしませんが。



それはそうと、新NISAが始まってから米国株式市場に靴磨き新規層がどっと流入しています。それはいいんですが、投資する対象があまりに投資信託に偏っている。「オルカンか、S&P500か」という議論は活発ながらそれ以外には何の選択肢もないかのようです。その2択なら別にどっちでもいいようにしか思えないんですが。



なんだかみんなやたらと個別株を危険視しているようで。そこまでビビリ倒すほどでもないと思うんですけどね。インデックスファンドに勝てないとハナから決めつけすぎるのもどうかなと。何事もやってみなければわからないし、勝てなかったとしても儲かってれば別にいいや。



インデックス投資最適解説・万能説は最もですが、逆に最もすぎてくそつまりません。やることないし考えることもないですからね。私も今年の1月からeMAXIS Slim 米国株式の積み立てを少額で設定してみたものの、この刺激のなさはやはり物足りない。インフレヘッジしただけの貯金みたいな感覚です。それでいい人はそれに越したことはないんでしょうけども、どうせならオペラにぶち込んだ方がまだ楽しめるんじゃないかと思える。



そもそもインデックス投資とは何なのか。目論見書を読むと「S&P500指数(配当込み、円換算ベース)に連動する投資成果をめざして運用を行います」とか書いてあります。目指すということは連動できない時もあるのか。また、一口にインデックスファンドと言っても完全法、層化抽出法、最適化法など指数に連動させるための手法はいくつかあるようです。



完全法は「ベンチマークと同等の銘柄の比率をファンド内で再現する方法」なのでいいんですが、他のはどうも値動きを再現するために色々複雑な操作をしているようで、いまいち投資している実感が得られない気がします。



それなら個別株やったっていいんじゃないかなというのが私の感覚ですね。結局ダウやS&P500指数に採用されているような銘柄を分散して買ってしまえば、あとはただ配分が違うというだけですし。高配当株をバカにするインデックス投資家もいるけど、S&P500にかなりの割合で入ってますからね。



まあ、オペラは指数に採用されてませんが。



コメント

オペラ さんのコメント…
インデックス投資は一個の投資の完成形ですからね。
iDecoのように売れないなら、オルカン、S&P500はいいと思いますが、下落時どういうメンタルでいれるかで、投資先は選ぶべきです。

正直、狼狽売りに走るようなら貯金でいいと思います。
まあ、インデックスは個別に比べて下落幅も小さいのでやっぱり優秀ですね。

ただ本当におもしろくない。完璧過ぎて魅力がない。
不揃いだったり、欠けていたりする方が素敵だなと思う最近です。
岩石入道 さんの投稿…
>オペラさん

S&P500のETFって最高値付近の時は本当に買う気が起きないんですよね。
指数が高値圏の時こそまだ割安な株とかセクターから掘りたくなる…
かと言って暴落中はそれはそれで暴落要因とは無関係に売られてしまう株がありますから
そういうのを買いたくなるというね。
なのでSPYやVOOは一度も買えたことがない…

狼狽売りはコロナショックの時は少ししちゃいましたが、
結局復活したのを目の当たりにしてきたので
少しは耐性付いてると思うんですよ。
あとは「大底で買い直そう」と欲をかいてしまうのを我慢できるかどうかですね。

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