もしやオペラが復活する時か？

2月29日にオペラの決算発表があり、売り上げが前年の3億3千1百万ドルから3億9千7百万ドルに大幅アップ、純利益も前年1千5百万ドルから1億6千9百万ドルに超絶大幅アップとなっていました。

これにより株価はたった1日で15.76％も高騰。半年ぶりに14ドル台へと戻ってきました。

EPSは1.90なのでそれでもPERはわずか7.43倍。

オペラって何をどうして稼いでるんだという向きもあろうかと思うので軽く説明すると、ウェブブラウザの広告収入が主な収益源のようです。ようです、って私も既にオペラユーザーではないのでよう分かってないわけですが、通常のオペラブラウザの他にもオペラGXというゲーミング特化型ブラウザがあり、さらにそれらのブラウザにはオペラ謹製の生成AI"アリア"が搭載されているとのこと。どうでもいいけどしゃれたネーミングですね。

ブラウザとしてはマイナーな部類ですが、ここはユーザーの数を増やすよりもひとり当たりの単価を上げる戦略を取っているようです。

もしかするとこれでトレンド転換するかもしれない。となると、オペラ株を買い増ししてもいいのではないか…本当にそんな気になってきました。なんせPERが7.43となるとかなり割安な部類。

まあ、来期のコンセンサス予想は低くて予想PERだと19倍になるので、私の取得価格である23.78ドル😇までの道のりはまだまだ遠いんですが。というか今晩から何事もなかったかのように下げて従来の10-12ドルレンジをウロウロし出す可能性も否定できない。上がったら売り逃げしたい人が大勢いるでしょうからね。何ならCEOとかオーナー自身がそうしているかもしれない。なんという糞仕手株。

ブラウザなら私はVivaldiを使っているものの、ふつうはChromeかEdgeかSafariで充分すぎるわけで、オペラが今後シェアをそれほど拡大できるとも思えないんですよね。オペラの将来性はよりニッチで高収益なゲーミングブラウザのOpera-GXにかかっているのではないかと考えています。

…まあ、それがどういうブラウザなのか具体的には全然分かってないから私がやってるのは投資というより投機になっちゃってるわけですが。ネットで使用感調べてもあんまり出てきませんしねえ。