年を重ねるにつれ懐古趣味に走ってしまう

Youtubeをさまよっていたら良い動画を見つけました。

タイトーの1991年のシューティングゲーム「メタルブラック」のプレイ動画に原曲忠実アレンジBGMをつけたもの。メタルブラックの曲は最高なんだけど、オリジナル版はさすがに今聞くと音が古臭すぎるのでこういう動画は非常にありがたい。こういう退廃的なハードSFの雰囲気が好きなんです。

しかし、気が付けばそんな懐古的動画ばかり観てしまっています。

あの頃のゲームは良かった…

あの頃は…

新作ゲームだと最近話題の「ゴースト・オブ・羊蹄」は珍しく北海道の羊蹄山近辺が舞台ってことで気にはなってますが、PS5だし多分やらないでしょう。

また、先週は結構休みが多かったのでひとりで80～90年代アクション映画祭りを開催していました。

エイリアン

エイリアン２

ダイ・ハード

プレデター

スピード

ザ・ロック

コン・エアー

フェイス/オフ

エグゼクティブ・デシジョン

あたりを一気見。ド定番ばかりですが、この辺はいつ見ても何度見ても面白い。

9月は特に虚無的な謎映画ばかり観ていたので揺り戻しがきたかのように過去の名作に浸っていました。

ただ、アマプラでこれらを見ようとするとセリフの音声が小さすぎるわりにBGMと効果音が巨大すぎて観てられないという弊害が発生。アマプラは5.1ｃｈスピーカーでないとどうしてもそうなるみたいです。謎映画は何の問題もないのに。パソコンにそんな大仰なスピーカーつけても邪魔くさいしなあ。

字幕があればそれでも我慢できるけど、アマプラはなぜか吹き替え版しかなかったりします。仕方ないのでブルーレイをダンボールから引っ張り出してきて観ましたけども。配信全盛時代とはいえやっぱりソフトは買っておくべきですね。

まあ環境はさておき、最近は上に挙げたような８０～９０年代アクション映画に比肩するような新作になかなか出会えません。20世紀フォックスがディズニー傘下になってしまったからでしょうか。やはりディズニーが諸悪の根源なのか。

そんなディズニー製プレデターの新作はまたしても女の子と戦う話のようで、エイリアンはそれでいいけどプレデターはゴリマッチョ共と戦わせろや！と見る前から不満が噴出しています。

とはいえ、そんな思考は懐古主義とか老害とか言われそうで薄っすら自己嫌悪に陥ったりもします。うちの親も50代後半頃からめっきり新しい映画は見なくなって古いモノクロ映画ばかり見せようとしてきた時期があり辟易した記憶。このままいくと自分も似たような感じのオッサンになってしまいそうで怖い。

そんなことにならないよう、

10～11月に公開される

「シビル・ウォー アメリカ最後の日」

「スパイダー/増殖」

の2本は自分にも刺さりまくる傑作であってほしい。

まあ、どちらもアクション映画ではないんですけどね。

なぜ最近は筋肉と爆発を描いた娯楽大作が作られなくなったのか…

その辺は来年公開の「ビーキーパー」に期待するしかなさそうです。