いよいよ弱気相場へ突入、守りの堅さが試される時か
今朝はダウ平均が797ドル安で高値から10.8%下げて調整局面入り、ナスダックは482ポイント安で高値から20.1%下げて弱気相場入りとなりました。想定の範囲内とはいえこの連日の下げはあまり気分の良いものではないですね。
それでも私のポートフォリオはまだどうにか年初来マイナス3.7%程度の下げで持ちこたえております(配当含めず)。昨年のイケイケ相場では全然動かずナマケモノのように見えたディフェンシブ株たちが今はとても輝いている。
年初来で個別にみると、
XOM(+37.11%)
ABBV(+10.36%)
MO(+10.17%)
VZ(+4.27%)
HDV(+4.04%)
KDP(+3.9%)
VPU(+1.02%)
BNS(+0.7%)
JNJ(+0.39%)
このようにけっこう上がっているものもあります。
しかも全部高配当なのでそれも入れればさらにプラスのリターン。
ただ、
SBUX(-27.61%)
GILD(-16.97%)
MSFT(-16.68%)
V(-13.88%)
GOOGL(-12.84%)
AAPL(-12.48%)
PG(-6.18%)
と、この辺の下げがかなりきつくてトータルでマイナスになってしまっている感じです。
この中でもMSFT,GOOGL,AAPLは特別問題ありませんが、Vはちょっと心配かなと。3年ぐらい前は無敵の超優良銘柄扱いされていたのに、今では糞株の代名詞だったMOやXOMに後れを取る始末。というか去年ですらも大して上がってなかったんですよね。結局クレジットカードはオワコンということなのかもしれません。
下落率トップのSBUXはさらに危なく、インフレ・コロナ・地政学リスクと全ての逆風をもろに受けているような雲行きです。含み損に転落してしまったので損切すべきかなとも思いますが、NISA口座に入っているので当面塩漬けにするしかない。もしかすると5~10年ぐらい復活しないかもしれんなあ…。
GILDはなんかもう完全なる大失敗です。買ってから2年経っても含み益になったことがない。まあ配当利回りはかなり良いのでナンピンしてもいいかなという気はしないでもないけど…
PGはディフェンシブの代表的銘柄のくせに何でこんなに下げてんでしょうかね。
いや、-6%程度なら充分守れている方か。
こうなってくると今騰がっているディフェンシブ株を買いたくなるけど、たぶん今から買ってももう遅い。そういうのはあまり注目されてない時に買い集めてこそ役に立つんだと思います。将棋の序盤で囲いを作っておくようなもんですね。やっぱり私のような臆病者はグロース株3割、ディフェンシブ株7割くらいの割合で穴熊のようにしぶとく生き残ることを重視しておいて良かったようです。
こんな時でもレバレッジETFを積み立てている人は本当にスゲエなと尊敬の念を持って眺めておりますが、私にはとても真似できそうにありません。
…と言いつつ、去年の春頃は私もTECLというハイテクセクターレバレッジETFを回転させて小遣い稼ぎを試みていました。やり方はまずTECLが40ドルになったら1000ドル分購入し、50ドルになったら利確するというもの。
2回ほどはこれでうまくいって450ドルくらい稼げたものの、その後TECLは上昇する一方で40ドルに戻って来なくなっちゃったんですよね。年末なんて90ドルを超えてましたからね。あのまま売らずに持ってるのが正解だったかー……と後悔してましたが、そんなTECLも今や46.69ドル。1年の時を経て元の価格に戻ってきました。こうしてみるとやっぱりレバETFは簡単に1年ぐらい無駄になるもんだなと。よほどの信仰心がないと握っていられそうにない。でも40ドルになったらまた拾うのもありかな。何にせよ、早いところ戦争が終結して平和な世界になってほしいものです。
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