きな臭い情勢の中、決算ギャンブルが始まる



株式に逆風が吹き荒れ不安定な相場の中、4月後半から5月中旬にかけて米国企業の決算が発表されます。最近ただでさえボラティリティが大きいのに、さらに予想外の決算などが発表されると恐ろしいほど資産が変動して心臓に悪いです。私の保有株は適当に選んだだけで大して分析しているわけでもないので正に決算ギャンブル。



ネットフリックスの決算が2回連続でコケて株価が最高値から3分の1以下にまで暴落したことは、投資していない人にもかなりのインパクトがあるニュースだったと思われます。私もネトフリが前々回の決算で暴落した時は買ってもいいかなと考えたんですが、思いとどまって正解でした。値ごろ感だけでグロース株を買うものではありません。フェイスブックもそうだけど今までとんでもない勢いで会員数を増やしてきた企業はいずれ加入者数の頭打ちを迎えますし、過剰な期待を背負ってきた分株価の反落も激しいのでしょう。



一介のクソ映画マニアから言わせてもらうと、ネットフリックスはアカデミー賞とか狙いに行ってるのがちょっと気に入らないです。「パワー・オブ・ザ・ドッグ」だの「マンク」だの「シカゴ7裁判」だの全く見たいとも思いません。ホラー映画もそれなりに配信してはいますが、尺が長すぎたり、題材や邦題が素っ気なさすぎたりでどうもいまいち魅力に欠ける。今はアマプラだけで充分かな。



それはさておき、私の持ち株の中では既にベライゾンが決算でコケて株価は直近の高値から10%ぐらい下落しております。私が買った3年前から見ても下がってるしそろそろ糞株認定したくなってきました。安心安全の通信サービス業かと思いきやインフレの煽りで高価格帯プランが敬遠されてたりと苦しいようです。ここは売っ払ってVYMとかHDVに乗り換えた方が良いのかな。まあNISAに入れてるのでそれもなかなかできないのですが。



今日の引け後にはアルファベットの決算発表がありますが、純粋なサブスクであるネトフリよりは広告+一部有料という形であるYOUTUBEの方が有利なのではないかと予想されているようです。前回の好決算で1株3000ドルにまで高騰したものの最近は2300ドル台にまで落ち込んでいたアルファベットですが、また想像以上の好決算で爆上げといってもらいたいものです。夏には株式分割もあることだし。逆にこの辺がコケると一気にリセッションに突入しそうな気配がします。

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