とうとう1ドル132円台に突入



米国の雇用統計が良好だったことで金利が上昇し、ついに1ドル132円台後半にまでなってきました。このまま133円も突破してしまうのか? おかげで円ベースではそれなりに含み益が増えてきています。あれだけ株価が下がったにも関わらず、私は年初来でプラス75万円。未だに含み損になっている銘柄はひとつもありません。恐怖指数が高い状況にあっても日本人投資家はだいたいみんな余裕ぶっこいてます。



しかしドルベースでみると普通に年初来マイナス4500ドル。相変わらず損しているのか得しているのかよく分からない状況が続きます。まあ米国株安に円高が重なった時の悲惨さを想像すると今はまだそこまで悲観すべき状況でもないでしょう。



という具合にドル資産を持っている人にとっては円安にもメリットがあるので日銀が金融緩和を続けてくれても別に構わないのですが、黒田総裁の「家計が値上げを受け入れている」という発言はさすがにまずそう。大多数の庶民からは相当なヘイトを買っちゃいましたね。



だって物価が上がったところで収入は別に上がりませんからねえ。インフレと関係なく社会保険料も年々上がる一方だし。おかげで可処分所得は減る一方ですよ。円安で恩恵を受けられる輸出企業は給料も上がってるのかもしれませんが、私の会社はたぶん輸入する方が多いので普通に逆風です。無駄な買い物は控えるにせよ、ガス代・電気代の高騰は避けようもなく相当な打撃となっております。猛暑に備えてスポットクーラーを購入したけど、あまり稼働せずに済むことを祈るばかりです。来期の灯油代なんて一体どうなってしまうのか。エクソンモービルの配当くらいでは値上げ分を賄いきれなくなりそう。



輸出企業といえばスバル株は年初来高値を更新し2451円まで上がっています。私もスバルの未来を信じてホールドしておけば今頃しっかりもうかっていたというわけですね…。このレートなら3000円くらい行ってもいいような気もしますが。ちなみに私のインプレッサG4は9月納車予定から7月に早まりました。上海ロックダウンはスバルにはあまり影響がなかったようです。



それはさておき、円安が進行しすぎるのは困るからといって金利を上げるのもそれはそれで悪影響がありそうな気がしてならない。ということで、ここは減税してもらうしかないんじゃないですかね。国民負担率が50%近いのはさすがに世が世なら一揆が起きてもおかしくないレベルの重税感なので、せめて40%くらいにしていただけないものかなと。国民の可処分所得を増やした方が景気が良くなって結果的に税収も増えるんじゃないの?とシロウト的には思うんですがね。ということで、まずはガソリン税の旧暫定税率の撤廃をお願いしたいところです。消費税はシステム改修がめんどくさいのでそのままでもいいけど。


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