最近は映画館でも新NISAのCMが流れるが



映画館で映画に関係ないCMがどんどん増えてきて辟易してるんですよね。なんで金を払ってるのに不動産会社や中古車屋や病院の宣伝を延々見なけりゃならんのか。予告編の後にコーラやポップコーンのCM見せられても今更買いに行けないっての。本編上映中に眠くなるのはこのせいもあるんだよなあ…



劇場のHPで上映時間を調べる時にまでいちいち全画面広告が出てきてたまらなく鬱陶しい。

まあ儲からないようなマニアックな映画も上映してほしいので我慢しますけどね。

それにしても新NISAのCMまでスクリーンで目にするとは思いませんでした。



それで一体どれだけの人が新NISAで投資を始めるもんなのか?



日本証券業協会調べでは2023年6月末時点でのNISA口座の総数は1290万口座で、そのうちつみたてNISAは576万口座、一般NISAは714万口座なんだそうな。今でも10人に1人くらいは口座開設してるんですね。それで累計買付額が22兆1564億円。



旧一般NISAの限度額が600万円に対し、新NISAの成長投資枠は1200万円。やる人数が増えて枠も倍増、期間は永続となると買付額も倍増はするかな。となるとまた20兆円以上ものカネが市場に流れ込む計算…そりゃCMもガンガン打ちたくなるってもんですね。日本株の売買手数料を無料にまでするそうですし。米国株は…やるわけないか。



今のところ私の周囲には株式投資を行っている人が全然いません(暗号資産とFXはいるのに)。投資していることを周囲には話さない方が良い…という考えを持っている人もいるかと思いますが、私は普通に雑談レベルで話してしまいます。お金の話は卑しいとタブーにしているからいつまで経ってもマネーリテラシーが身に付かないんだ、と思っているので。いや、相手が興味なかったらしませんけどね。



しかし大抵の人は投資自体には興味を示すものの、実際に始めることはない。理由には3パターンあり「種銭がない」「ちゃんと勉強してから」「今はタイミングが悪い」のどれかです。まあ何年経ってもそうなので、日々の生活でカツカツで種銭を作るゆとりも勉強するヒマもとれず、そのうえタイミングはいつも悪く見える。というのがやらない人の心理なのでしょう。



私もやる前はそうだったので実によくわかります。しかし種銭と言っても数千円から始められるわけだし、勉強するにしても家電やゲームと一緒でやりながらじゃないと。それに…痛くなければ覚えませぬ。



結局「やった方がいいのは分かるがめんどくさい or 万が一にも損したくない」ってことなんですよね。私がそれでもやり始めたのは半強制的に自社株を買わされたからであって。まあそれでも新NISAになったら1200万口座くらいにはなるんじゃないかなと思ってますが、私の知り合いはせいぜい一人始めるかどうか…って感じな気がしてます。



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