米国株、上がり過ぎてわけが分からない


全世界が注目していたエヌビディアの決算が発表され、事前の高い期待を超える内容で完全に米国株はアチアチのメルトアップ状態になりました。



私は基本ネガティブな性分なので、どうせみんな「噂で買って事実で売る」モードに入ってエヌビディアは市場全体を巻き込んで10%以上暴落するんだろうな…と想定していたんですが、逆に本日のエヌビディア株はたった1営業日で+16.4%も上がってしまいました。衝撃の年初来71.91%。




まあ、私は年初に2株買っただけなんで13万円が23万円になった程度の儲けなんですけどね。しかし他も巻き込んでメルトアップしているので、トータルでは年初来で既に+122万円にもなっています。普通、私程度の資産規模だと年間でそれだけ上がれば万々歳なのに、2か月も経たないうちにこの過熱ぶりは恐ろしい。いつになったらこの音楽は鳴り止むのか。踊りすぎて体が壊れてしまわないか。



来ると思っていた押し目が来なかったので、昨晩は適当にIBMとゲスとステランティスを買い増ししてしまいました。これで余力はもう50ドルしかありません。



ついでに、アマゾン株でもダブルバガー(6つ目)を達成いたしました。





まあ、こちらもたった8株しか持っていないので10万円が20万円になっただけなんですけどね。私はアマゾンヘビーユーザーなのになんでそれしか持っていないのか自分でも意味が分かりません。高くても買い増すかな。



そういやアマゾンもついにダウ平均に組み入れられるそうですね。入れ替えとなってしまうウォルグリーンは高配当なのでずっとウォッチはしていましたが、2018年にダウ平均入りしてからずっと下落に歯止めがかからずいくら高配当株好きとはいえどうにも手が出ませんでした。



ところで今回こうしてiSPEEDのスクショを貼ったのは、決して自慢したかったからではありません。S&P500が+2.11%も上昇する中、マイポートフォリオは+1.17%でしたしね…まあダウ平均も+1.18%なので仕方ない。それより、おそらく数か月以内にはかなりきつい下げが来るであろうと思っているので、記念撮影みたいなもんです。来年になってから「ああ、この時期はこんなに儲かっていたんだなあ…」としみじみ感慨に耽っていることでしょう。



コメント

オペラ さんのコメント…
統計学的なことを言えば、2月は米国株は下がることが多いんです。音楽が鳴り止む日も近い気がしますが、去年はずっとそう言われながらも、景気拡大しました。

あれだけのインフレと利上げがあったにも関わらず、リセッション入りしないのは歴史上初めてですから、非常に珍しい現象を目撃しているのかもしれません。私は押し目買い狙いだったので爆益報告を指を咥えて見る他ありません。

ただ、実際リセッション入りすれば真っ先に仮想通貨が売られるでしょうから、全然ソフトランディングでいいんですがね。
岩石入道 さんの投稿…
>オペラさん

米国株は「インフレ&利上げ VS AIブーム」といった様相を呈していますね。
歴史上初めての現象が起きるほどAIが社会にもたらす変容が大きいのか、
それとも毎度毎度の「今回は違う」からのAIバブル崩壊となるのか…
今週のバロンズでは「ネバー・ランディング(着地しない)」と表現されていましたよ。

まあ、去年でも7月末から10月末まで下げ続けた時期もあったし
ネバーランディングにしてもそれくらいの調整は来るはずとは思いますが。

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