EVの需要縮小、円安効果でSUBARU大勝利か

 



今朝、アメリカでEVの売れ行きが鈍っているとのニュースを目にしました。電池が中国製なら税控除がなくなり、値段は高いわ、タイヤの減りは早いわ、冬は充電速度が遅いわと最近はネガティブな情報をよく見かけます。


さらにパリではデカくて重たいSUVは駐車料金を3倍にすべしとの法案が可決され、ガソリン車よりもはるかに重たいEVにはそれも不利な情勢。



そんなデメリット、最初から分かってただろうに何を今更という感じですね。この雰囲気なら私が現役の間は水平対向エンジン車に乗らせてもらえる気がしてきました。



そしてEVシフトの逆風が弱まり、円安の追い風を受けているSUBARUの株価が今、ついに上昇気流に乗った感があります。






私は↑の青い矢印のあたりで損切りしてしまいましたが、我慢して塩漬けにしていれば助かっていた…。とはいえあのガソリンエンジン許すまじムードの中、この銘柄を3年も4年も含み損のまま放置するのはさすがに厳しかった。



それはそうと、現行インプレッサは発売からもうすぐ1年くらい経つのに全くと言っていいほど見かけません。白いのはかろうじて3~4回ほど目撃しましたが、他のカラーは一切見たことがない。今どき燃費悪すぎる車とはいえこれほど走ってないとはどういうことなのか。車名ごと無くなったりしないかと心配です。



まあ、世の中猫も杓子もSUVブームだから普通のCセグハッチが売れなくても仕方ないか。…と言いたくても、主力のクロストレックもそこまで売れてるわけじゃなさそう。こっちもあまり見ないし。



当然WRXやBRZはそれらよりもさらに圧倒的に少ない。

おまけに軽自動車はダイハツが自滅したのでOEM車も売れない。

となると、あとはアウトバック、フォレスター、レヴォーグしかないけど、これらは値段がちょいとお高め。



心配になってSUBARUの第3四半期連結決算資料を見てみたところ、

2017年4-12月期の国内販売台数(登録車)は9万8千台

2023年4-12月期は6万4千台でした。

やっぱりここ数年で相当減ったようです。



ただ、アメリカでは販売台数55万4千台から56万7千台とむしろ微増。

最近のアメリカ映画を見ていてもSUBARU車に乗っている主人公は珍しくないので、ブランドとして定着してきた感はあります。直近だと「ダム・マネー」のローリング・キティもレガシィ乗りでした。



2017年は1ドル110円前後だったので、台数は微増でも利益は爆増ということか。

SUBARU的にはもうほんと日本とかどうでもいいカス市場なんでしょうね…




というかこれを書いてる今、1ドル149円を超えてしまいました。

なんでまたこんなに円安になってるんですかね。

ますます日本向けの車事情がお寒いことになりそうですが、円安になれば私もSUBARUも儲かることには違いないのでまあヨシということにしておきます。


コメント

オペラ さんのコメント…
やっぱり経済は複雑です。今、様々なデータだと景気後退まっしぐらなんですが、実際はアメリカ経済を筆頭に堅調です。データは所詮過去のものであてにし過ぎるなってことなんでしょうが、ふーむ。

あれだけ無理だと思ってたソフトランディングが達成されそうなわけで、ホントに難しいです。
岩石入道 さんの投稿…
>オペラさん

普通なら景気後退入りしていてもおかしくないところを、
AIフィーバーが打ち消しているような気がします。
正月に478$で買ったエヌビディア、もう696$ですからね…
ただもう株価は伸び切ったように見えるし爆弾はあちこちにあるような状況なので、
何かのきっかけでガツンと落ちそうに思えてならないです。

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