ようやくインフレが収まりつつあるのか?




昨晩発表の4月米国CPIは市場予想に一致し、米国株指数は史上最高値を更新。



今までは毎回のように予想を超えており、そのたびに株価は下落して同時に円安が進行してましたからね。久々のネガティブサプライズなしの結果にほっと一息つけた感じでしょうか。



先日のWSJでは


「ダメな指数」

「過去の遺物」

「過去に縛られている」

「転換期に乗り遅れた」

「単に悪い指標」

「引退させるべき」

「最悪」


などとくそみそのボロカスにけなされていたダウ平均株価もいよいよ4万ドルの大台に到達しそうな気配。



ということでマイポートフォリオもドル建てでは最高値を更新。+47%ほどになりました。が、ドル円も一時153円台まで下がってしまったので、円建てではマイナス9万円とむしろ微減。夜になって戻してきてるものの。



そこは少し残念ですが、まあ今までがおかしすぎましたからね。株が上がってなくても円建て評価爆はどんどん増えていく異様な状況に慣れ過ぎました。今後は本格的にこれが逆回転していくのかと思うと日本人はアメリカ人ほど安心できない。むしろこれからが大荒れになる予感。



それにしても今までも散々ハイテク株は上がり続け、最近ではインフレの逃避先扱いまでされつつあったのに「利下げ観測でハイテクに買い」ときた。一体どこまで買われるのか。2022年、徐々に利上げしていった時のハイテク株はかなり下げましたが、その頃からまだ実際に金利は下がっていないのに上がりまくるハイテク株。貪欲に先を先をと将来を織り込んでいってるというわけですね。



まだAIが実生活に影響してきた実感はありませんが、Google開発者会議についての報道などで最近のAIの進化を見ていると、このハイテク一強ぶりも無理はないと思えてきます。我々は今、数十年に一度のパラダイムシフトの最中にいるようです。思ってたよりも早く検索エンジンは廃れていき、もうすぐAIとの対話によって調べものを済ませる時代がくるのでしょう。



そうなると、うちのような個人ブログは一体どうなるのかが疑問ですが…。一応このBloggerもGoogleのサービスなんですがね。AIのエサにされて終了なのかしらん。



ついでに、ハイテク系の中ではここ数年非常にパフォーマンスが悪かったシスコシステムズも今朝の決算発表では珍しく今後の見通しが良かったらしく、時間外取引で爆上げしております。ここはいつもいつも期待ハズレの決算後に暴落する印象しかなかったけど、たまにはいい時もあるか。来年はもうPFから外すつもりでしたが、ここもAIの恩恵にあずかれるならホールドすべきかな。







↑5年前から見ても10%ダウンというアメリカ株とは思えない実に悲惨なパフォーマンス。
そろそろ潮目が変わるのか…?

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