人類のアルコール離れ
先日、職場の飲み会がありました。
私は仕事関係での飲みニケーションはなるべく遠慮したいと思ってますが、近年はそういう機会も以前と比べれば激減していてありがたいです。今回は中途採用者の歓迎会なので仕方ない。周囲を見ていても昔のようなバカな飲み方をする人は減ってきた感があります。世間的、いや世界的に若い世代で健康志向の高まりや娯楽の多様化により酒離れが進んでいるとかで、酒の消費量も右肩下がりになっている模様。
投資を始めた頃は人類にとっての必要悪であり高い中毒性を持つタバコと酒に投資しようと考え、アンハイザー・ブッシュ・インベブを買おうかと真面目に検討していました。タバコ会社の圧倒的利回りと比べるといまいち寂しい感じだったので結局やめたんですがね。
今のチャートを見る限りこの数年間全然伸びていないし買わなくて正解だったかな。タバコよりは永続性のありそうな企業だと思うけど、タバコより利益は出しにくそうだし。
それはさておき、そこはスマホで注文するタイプの居酒屋だったんですが、なぜか私が注文する係になりました。料理はコースなのでいいとして、一部の人に
「私の飲み物はあなたのセンスで頼んで」
と言われたので何か面白い飲み物を注文せねばなるまいとメニューを物色していたところ、普通の飲み物でもかなりふざけたアレンジを施せることが発覚。その結果、
ホット泡盛、
ホットコーン茶ハイ、
ナポリンサワーの炭酸抜き、
ガリサワー炭酸抜き、
ホットメロンソーダ(下戸用)
などを次々に投入。
バカな飲み方をしている(させている)のは私の方だったというオチ。
むしゃくしゃしてやった、今は反省している。
とはいえ、これで同僚のアルコール離れもより進んだことでしょう。
ホットの泡盛とコーン茶ハイはまあ常識の範囲内としても、ナポリンサワーから炭酸が抜けると知った時、メロンソーダを熱くすることができると分かった時は注文する手を止められませんでした。ものすげえまずそうで。
これはクソ映画を観たいと思う気持ちに似ていますね。映画だけじゃなくてもう根っからそういう性分なんです。最初にブログ始める時も、映画の他にもふざけた食べ物も紹介しようとしてましたからね。ショートケーキ味のポテチとか、みたらし団子味の豆乳とか。ネタが安定供給できないし文字数もそれほど書けないからすぐやめましたけども。
クソ映画と違うのは、私自身はそんなふざけた飲み物を飲まなかったことです。大人しくクーニャンを飲んでました。いつも「カワイイ」と言われるのが恥ずかしいけど、私は飲み会では大抵クーニャンばかり飲んでいます。炭酸飲むとすぐ腹いっぱいになって苦しいので。ウーロンハイでもいいけど、できれば甘さが少しほしいんですよね。
ただ、ホットメロンソーダだけはちょいと味見しましたが。思ってたよりだいぶアツアツでビックリした。味はカキ氷のシロップそのもので、とてもじゃないけど飲めたもんじゃなかったです。なんでそんなもんがメニューにあるんだ。
そんなのを飲ませたおかげか、終了後は2次会に行こうなどという酔っ払いも現れず無事に帰宅できました。2次会3次会という面倒な文化が私には理解できないんです。前回の飲み会では2次会からの逃亡に一旦は成功したのに、蛍光色の目立つジャンパーを着ていたせいで発見捕獲されてしまったことがあるんですよね。ドライバーからの視認性を気にしていたのが裏目に出た。まあ、そのあと地下鉄の人ごみを駆け抜けて逃げ切ったからいいんですが、飲み会の時は黒い上着を来て闇に紛れるのが上策と言えるでしょう。
コメント
ドリンクバーで遊ぶ小学生時代を彷彿とさせるエピソードですね笑
私が大学生の頃は寮に住んでたのもあり、上下関係の厳しい飲み会が頻繁に行われてました。瓶ビールのラベルを上にしてお酒をつぐ、とかそこで初めて知りましたが、あれもよく考えれば、マナー講師がつくる適当なお作法のようなもんですね。きっと、今の学生はこういう飲み会には縁がないのでしょう。羨ましいもんです!
今日は落ち着いて飲もう、と思っても身内だけだとついどこかでふざけてしまいますね。私もいい加減大人にならなくては…
上下関係の厳しい飲み会はほんとイヤでした。
さすがにお酌する時のラベルの向きまで気にしたことはなかったけど(寮に入らなくて良かった…)
ヤクザみたいな上司の武勇伝を延々と聞かされるのがね…
しかも10本も20本も平気で飲みますしね。私でなくても飲み会嫌いになりますよあんなの。