日本株を代表する「7人の侍」を見て思ったこと
米国株が神懸かり的な上昇を見せていますが、今年に限って言えば日本株の方が米国を圧倒するほどの超絶パフォーマンスを出してたりします。私はほとんどウォッチも何もしてませんでしたが。
で、米国株の「マグニフィセント・セブン」に倣って日本株版のそれ「7人の侍」がゴールドマンサックスによって選定されたとか。
その日本を代表する7銘柄が
・SCREENホールディングス
・アドバンテスト
・ディスコ
・東京エレクトロン
・トヨタ
・スバル
・三菱商事
…なんだそうです。
全然知らない半導体関連の企業がいくつかありますが…まあAIブームに乗れそうな先進的半導体企業ってことなら特に違和感はないです。
違和感ありまくりなのは、なんでここにスバルが入っているのかということです。
いや、確かに最近はEVの需要減速と円安効果で調子がいいとは知っていましたが、それにしてもこの中に入れるほどとは…!?
任天堂とかSBIホールディングスの方が年初来では上のパフォーマンスなのでは?
そもそも車メーカーならトヨタだけでいいんじゃないの?
ホンダやスズキや日産やマツダはスバル以下のメーカーだったのか?
疑問は尽きません。いや…スバル車は好きだから長年乗ってはいるけど…株の方は糞株だったという印象しかない。含み損に苦しんでいる期間が長すぎた。
なんせCAFE規制への対応が圧倒的に一番遅れている自動車会社ですからね。そこが最大の懸念であり、上値が強く抑えられているイメージでした。
燃費だけで言えば銀河系最悪のメーカーと言っても過言ではない。
フォレスター燃費悪すぎ!と一ヶ月点検の時に素直に言ったら点検してくれたんだが異常は見当たらないと。んで明細見たらさすがスバル!潔いな。 pic.twitter.com/Jy0uQrPwvX
— MTK@フォレスター (@mo10ki1) September 24, 2023
↑メーカーの実力(笑)
↑これは私の車の数値。
冬だとみんなこんなもんなの?
まあ…とはいえゴールドマンサックスがそれほどスバル株を素晴らしいとおっしゃるのであれば、久しぶりに買ってもいいような気がしてきました。GSへの信頼度はさておき、気分的に。
100株買ったら33万円もするのでちょっとキツイけど、楽天証券でも昨年から国内株を1株単位で買えるようになったので米国株と同じノリで投資することが可能ですしね。ただ、円高になったら光速で爆下げしそうだけど。…多少でも円高になってから買った方がいいかな。
どうでもいいけど、今シーズンは4回もスタックしてしまいました。というかスタック自体が生まれて初めての体験だったんですが…それが何度も起きるほど、今年の冬は本気でキツイ。季節外れの高温と途方もない豪雪を交互に繰り返すせいで、札幌市民は歴史上最低の悪路と日夜格闘しています。いくらシンメトリカルAWDだのアクティブトルクスプリットだのと言っても、最低地上高130mmではどうにも太刀打ちできない。
SDGsという文言も最近はそこまで気にしなくなってきたけど、昨年夏に続いてこうも気候変動リスクの脅威に晒されると、企業活動や投資先の選定にもまた影響が強くなってくるかもしれないと思わされます。そう考えると、スバルの今後についてはまず次世代ハイブリッドが搭載されるという次期フォレスターの性能が重大なターニングポイントとなるでしょうね。
コメント
ただ、円安自体は日本経済にはいいと思います。これまでの日本経済は高い技術力を海外に売り捌くことによって、経済発展を達成してきましたから、輸出有利企業に投資するのは旨味があると思います。
高い技術力と言えば、スバルなわけですが、そんなに燃費が悪いとはねぇ。ただ、ファンが多いメーカーなので既存層にどれだけ売り込めるかが大事なのかな。しかし、岩石入道さんも極寒の地でわざわざ燃費の悪い車に乗るとは。本当にスバルが好きなんですね。
GSのはポジショントークってこともありますし笑
時価総額で言ったら七人の侍が束になってもM7一社に勝てないでしょうね。
悪い円安だなんだという論調が多く聞こえますが、今さらまた1ドル110~120円とかになったら
それはそれでキツイものがありますね。
個人的にはなるべく135~150円くらいの間をウロウロしてほしいところです。
スバル車は視界とフィーリングがめちゃくちゃ良くてすごく運転しやすく感じるんですよね。
で、本当は雪国こそスバルの本領を発揮できる環境なんですけどね、AWDの性能的に。
燃費が悪いのはまあみんな諦めてるでしょうが、カタログ値だけ良くなったフリをして
燃料タンクを小さくしていってるのはいただけないんですよねえ。